「日本の新幹線」久保建英８０メートル独走スーパーゴール！決勝弾で今季５度目のＭＶＰ

久保建英は今季５度目のMVPに（ロイター）

スペイン１部レアル・ソシエダードの日本代表ＭＦ久保建英（２３）が、スーパーゴールでチームを勝利に導いた。１３日（日本時間１４日）、ホームで古巣のビリャレアルと対戦。公式戦３試合ぶりに先発出場すると、２０２５年初得点を決め、チームの１―０での勝利に貢献した。

０―０で迎えた後半６分、カウンターのチャンスから、久保は浮き球のパスを自陣から猛然と追いかける。追いつくと、相手ＤＦのチャージにもぶれることなくキープ。ペナルティーエリア内に進入し、ＤＦをかわしてＧＫの動きをしっかり読み切り、左足で技ありゴールだ。これで今季公式戦５点目。約８０メートルを独走して決めた個人技に、会場は大歓声に包まれた。

その後も追加点を狙ったが、後半３７分に交代。今季５度目のＭＶＰに選出された。スペインメディア「ムンド・デポルティボ」は「日本の『新幹線』こと久保建英が、鮮烈なゴールを決めた。悪魔のようなスピードで相手ＤＦから逃げ切った久保は、ポストの内側に素晴らしいシュートを放った」と称賛。交代の際には“クボコール”が沸き起こったことも伝えた。

今年も久保が話題を振りまきそうだ。