みんつく党・大津綾香党首 国会議員スカウトできずに政党交付金は引き続きゼロに

大津綾香氏

総務省は１７日、政党助成法に基づく２０２５年分の政党交付金について、国政政党９党から届け出があったことを発表した。破産手続き中のみんなでつくる党（大津綾香代表及び党首）は昨年に引き続き、所属する国会議員が一人もおらず、届け出できなかった。

一昨年３月に党創設者の立花孝志氏との間で代表権争いが起き、昨年１月は政党交付金の申請直前に斉藤健一郎参院議員が所属しないことが決定。年約３億円得られる政党交付金がゼロとなったことで、負債約１１億円を返済するメドが立たなくなり、破産手続きの開始が決定していた。

国会議員が１人でも所属すれば、再び政党交付金を得られる。大津氏は昨年の衆院選に立候補するも落選。先月、斉藤氏からは代表権返上を迫られていたが、拒否していた。お家騒動後、他の国会議員のスカウトを掲げていたが、今年も誰も加わることはなかった。