さだまさし 阪神大震災で被災した少年とのエピソード語る「歌は僕の持ち物ではないと気づいた」
東スポWEB / 2025年1月17日 18時17分
シンガーソングライターのさだまさし(72)が17日、インスタグラムを更新。1995年に発生した阪神・淡路大震災の際にハガキを送ってきた、とある少年のエピソードを語った。
さだは自身の有料公式サイト「Mass@Mania『まさスレ』から全文掲載」とした上で、阪神・淡路大震災が発生した当時を振り返り「僕の担当しているラジオ番組に一通のハガキが来た。神戸で被災した少年からのものだった」と1人の少年から寄せられたハガキのエピソードを回想した。
続けて「その少年は震災で家を失い、大好きな弟までも失った。1週間ほどは食べる気も起きず、心は凍りつき、何も考えられず、悲しみや、怒りなどの感情すらも封印したように、ただただ呆然として毎日を過ごしていた。そんなある日、片付けをするために全壊した実家の近くにいたところ、落ちていた小さなラジオから突然音楽が流れ出した。それが『道化師のソネット』だった。その時初めて彼の心が動いた」とハガキの内容に触れた。
さだは自身の楽曲「道化師のソネット」に救われたという少年のハガキに「読みながら涙が溢れた。その時初めて、自分で作った歌といえども、歌は僕の持ち物ではないのだ、と気づいた。歌は時折こうして僕の知らないところで、誰かの心に寄り添うことがある。なんてすごい仕事をさせていただいているのだろうと、僕も泣いた」と当時の心境を明かした。
さらに「あの日から30年。その少年も今はすっかり大人になったはずだ。今でもさだまさしの歌を聞いているかは知らない。だがこの少年のハガキにに救われた『うたづくり』が一人居る。1月17日は僕にとって『道化師のソネット』の日になった」とつづった。
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