1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

元暴走王・小川直也氏と再会…川田利明が語る〝ハッスル〟の記憶「橋本選手は本当にいい人だった」

東スポWEB / 2025年1月19日 6時7分

ハッスルポーズを決める(手前左から)小川直也氏、川田利明、橋本真也さん(2004年6月)

バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(56)が、自身のユーチューブチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。ハッスルやゼロワンで共闘&対戦した川田利明(61)が店主を務める「麺ジャラスK」(東京・世田谷区)を訪れ、〝デンジャラスK〟と当時を振り返った。

ハッスルは2004年1月にスタートしたプロレスイベント。小川率いるハッスル軍と、高田総統の高田モンスター軍の抗争を軸に、リング内外でハチャメチャな「ファイティング・オペラ」を展開して人気を博した。

動画によると、小川氏と川田はハッスル以来の再会だという。川田は1990年代に全日本プロレスの「四天王」の一角として、2000年代に入ると大量離脱後の全日本マットをけん引して大活躍した。04年1月から始まったハッスル参戦時を回想すると「その頃は転換期。それまではひと言もしゃべらなかった。全くしゃべらなくて、自分を覚えてもらっていた。でも、それは長く続けられるものじゃない。ここでまた、自分が変わったらアピールできるんじゃないかと思った」と語った。

02年に古傷の右ヒザを手術した後、原因不明のウイルスに感染した。03年に復帰するまで長期離脱を余儀なくされたため「大ケガして1年くらい休んでいるから、何かアピールしなきゃと思った。それまでアピールすることをしなかったけど、休んでいる間が長すぎるから、忘れられてるかなと」と、〝キャラ変〟を決意したという。

旗揚げから参戦したハッスルでは「ハッスルK」「モンスターK」として躍動した。リング上はもちろんのこと、マイクアピールでもキャプテン・小川を圧倒。小川氏を「(マイクアピールで)仕掛けても、いつも『やられたなあ』という気分で帰った」とボヤかせた。

ハッスルには、破壊王・橋本真也率いるゼロワンが協力。新日本プロレス時代から続く故・橋本さんと小川氏のライバル関係は知られているが、川田もゼロワン、ハッスルで向き合い「橋本選手は本当にいい人だった」と回想する。「最後の昭和のレスラーかな、橋本真也は。ああいう破天荒なレスラーは今いないし、やっちゃいけないんだろうね、今は(笑い)」と、リング内外で数々の破天荒伝説をつくった破壊王を懐かしんだ。

小川氏によると「橋本さんは本当に川田さんのことをいつもべた褒めだった。『何としてでもゼロワンに』という熱意が伝わってきた」と、橋本さんも川田をリスペクトしていたという。

川田は「不思議なのはあれだけのクセのあるプロレス界で、橋本選手と小川選手は俺に寄り添ってくれたのよ。だから、俺はその頃、すごいうれしかった」とも告白。デンジャラスKとOH砲には不思議な友情があったという。

その上で小川氏が「逆にそういう人が出てくるのが、求められているのかもしれない」と話すと、川田も「世の中も求めているのかもしれない。ルールの中でね」と言い、破壊王のような強烈な個性を持つレスラーの出現を待望していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください