相方歌手が配信中にくも膜下出血で突然死 福本繁幸氏が沈痛会見「あっという間に逝ってしまった」

会見した福本繁幸氏

レコード会社社長の福本繁幸氏（５８）が２１日、都庁で会見し、歌手の「織姫」こと坂本三千代さん（享年６１）の急死を悼んだ。

福本氏は坂本さんと「織姫＆彦星」名義で、歌手として活動しており、今年は結成１０周年イヤーだった。ところが、今月１８日に坂本さんがライブ配信中にくも膜下出血を発症し、突然死した。

福本氏が昨年の都知事選や兵庫県知事選に立候補した際、坂本さんはマネジャーとして、支えていた。この日は栃木、東京、兵庫で開塾する政治塾の設立会見で、坂本さんは事務局長的な役割で出席する予定だった。

福本氏は冒頭、「政治とは別に音楽活動をしていて、１０年来の相棒がこの土曜日に突然死してしまい、本当にあっという間に逝ってしまった。選挙でも二人三脚で献身的に手伝ってくれた。私をフォローしてくれた人がいないことで、精神的にかなりきついが、彼女が押してくれた、やってくれたことに感謝したい。記者会見もどうしようか悩んだが、お通夜が２３日、告別式が２４日なので、会見は後回しにしないできちんと伝えていきたい」と坂本さんは不在となってしまったが、予定通りに会見を開いたことを明かした。

「織姫＆彦星」は栃木県を拠点に活動していた。坂本さんが生前、希望していた栃木県知事への表敬訪問が今週になって、決定した。福本氏は「彼女は亡くなってしまったが、今までの実績をお伝えできれば」と「織姫＆彦星」として、こちらも予定通りに行うという。