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英国の一流科学者がネッシー論争バッサリ「それでも宇宙人はいる」

東スポWEB / 2025年1月22日 18時7分

ティム・コールソン教授(オックスフォード大学のサイトから)

ネッシーはいるのか、いないのか。ビッグフットはいるのか、いないのか。長年、激しい論争を巻き起こしてきた。そんな中、英オックスフォード大学の一流の科学者がネッシー論争を一刀両断した。英紙デーリー・メールが21日、報じた。

オックスフォード大学の動物学教授ティム・コールソン氏は「ネッシー、ビッグフット、イエティはいない。でも、宇宙人はいる」と断言した。

コールソン氏は「ネス湖の怪物が存在することは生物学的に不可能だ。ネス湖でネッシーの骨格が発見されていないこと、また誰もそのような生物を漁網で捕獲していないという事実が、この動物が実在しないことを証明している」と主張した。

地元民や観光客、ネッシーハンターが撮影したとされる写真については、簡単な説明があるという。

「ネス湖の怪物の場合、彼らが目にしているのは、浮遊する残骸か、あるいは首が長めの鵜のような鳥で、水面に低く浮かんでいるかのどちらかだ。そんなことはあり得ないと思うかもしれないが、私はいつも、特に特定の動物を見たいと思っている時、人間が大きさを判断するのがいかに下手なのかに驚かされる」

ネッシーとされる写真は数多く撮影されてきたが、説得力のある証拠となるものは一つもなかったという。

「骨の残骸や信頼できる写真が存在しないことは、ネッシー、ビッグフット、イエティが存在しないことを示す強力で信頼できる証拠だ。未確認動物の棺にこの大きな最後の釘を打ち込んだことについて、すべての未確認動物学者に謝罪します。しかし、別の趣味を見つける時期が来たのです」

一説には、ネッシーはプレシオサウルスの生き残りではないかといわれている。プレシオサウルスは約2億1500万年前に初めて出現し、6600万年前に絶滅した。

しかし、コールソン氏は、6600万年前より新しいプレシオサウルスの化石が存在しないことから、ネッシーがプレシオサウルスである可能性を否定している。

「はるか昔に絶滅した種の一個体がネス湖に生息することは生物学的に不可能であり、もし数百匹いたとしたら、我々の漁網に間違いなく何匹かは捕獲されていたはずだ」

また、ビッグフットに関して、コールソン氏は目撃者とされる人たちは実際には「アメリカクロクマを見ている」と述べた。

「ビッグフットの目撃情報の空間分布がアメリカクロクマの分布と完全に重なっていることを示す論文が少し前に発表された」

しかし、コールソン氏によると、宇宙は「極めて広大」であり、人類はその「ごく小さな断片」しか探査していないため、宇宙には他の生命体が存在するに違いないため、「宇宙人が存在する可能性は十分にある」と指摘した。

「ビッグフットが生息すると思われる森林やイエティの生息地である山岳地帯とは異なり、われわれは宇宙人が見つかるかもしれない場所のほんの一角を探索しただけだ。現時点で私たちが抱えている問題は、宇宙のさらなる部分を迅速かつ容易に探査する方法が分からないことだ。もし、その問題がすべての知的生命体にとっての課題であるならば、たとえ宇宙人が宇宙の広大な領域をさまよっていたとしても、われわれは宇宙人に遭遇することは決してないかもしれない」

人類が地球上に存在しているという事実自体が、宇宙の他の場所にも知的生命体が存在するかもしれないということを意味している。しかし、出会えることはなさそうだという。

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