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【巨人】36歳・田中将大 新天地で評価上々…大谷翔平も該当する「ヒジの法則」で復活に太鼓判

東スポWEB / 2025年1月25日 5時2分

自主トレをジャイアンツ球場で行った巨人新加入の田中将大

楽天を退団し、巨人に移籍した田中将大投手(36)が24日にジャイアンツ球場で初めて自主トレを行った。

「体の状態は今のところ順調に来ていると思います」と口にし、その後は「自分がいい形で投げられるように(状態を)持っていって、競争に勝って一軍でしっかり投げたい」と今季に向けて闘志を燃やした。

実際のところ田中将の巨人入団には当初、チーム内で「偉大過ぎるがゆえに、話しづらい雰囲気があるのでは」と身構える人も多かった。だが、それはあくまで「イメージ」にすぎなかったようだ。自主トレ中の田中将はあいさつを交わしていない選手のところへ歩み寄り、自ら手を差し伸べて固い握手。言葉を投げかける一面も見せ、何となくやや重苦しいムードが漂っていた場の空気を一変させた。

そんな周囲を思いやるレジェンドの姿に対し、ジャイアンツ球場で自主トレに励んでいた他の選手から「緊張を和らげてくれる優しい方」「話しやすくて人柄もよさそう」「とてもいい人」などといった称賛の声が次々と飛び交った。

それだけではない。球団内からは、田中将の完全復活にも太鼓判が押されつつある。チーム関係者の1人は「トミー・ジョンも含め、ヒジの手術を行ってから2年目になると大半の選手は投球がハマり、前年よりも格段に良化する」と解説した上で、田中将についても「去年とは別人になると信じている。というか、本来の姿を取り戻せるはず」とうなずいていた。

ヒジの手術に関する〝2年のリハビリ法則〟は、あながち的外れではない。昨季8勝で自己最多勝利を飾った巨人・井上温大投手(23)は2020年10月に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けており、ちょうど2年後となる22年シーズンに一軍初登板を含む計7戦でマウンドに立った。ドジャースの大谷翔平投手(30)も23年に2回目のトミー・ジョン手術で右ヒジに再びメスを入れ、その執刀医から術後2年に当たる今季の二刀流復活にゴーサインが出されている。

田中将も23年10月に右ヒジ関節鏡視下クリーニング術を受けた。昨季こそ1試合のみの登板に終わったが、巨人移籍1年目の今季は右ヒジ手術からちょうど2年となるだけに、周囲の期待値も必然的に高くなる。

この日、田中将は「普通のオフに戻ったなっていう感じです」と力強く明言。言葉の節々には自信がみなぎっていた。数々の伝説を築き上げたレジェンド右腕は、果たして新天地のマウンドで蘇生できるか。

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