完全なる“パール・ワールド”「ダークサイドにようこそ!」【アニソン四半世紀】
東スポWEB / 2025年2月2日 10時8分
今回は曲単位ではなく、パール兄弟のアルバム「ダークサイドにようこそ!」をピックアップ。2006年放送のアニメ「N・H・Kにようこそ!」のオリジナルサウンドトラックだ。
NHKといってもあのテレビ局ではなく“日本ひきこもり協会”の略称で、ストーリーも青春モノ。アルバムはそのサントラということになっているのだが、ちょっと特殊な構成。インスト曲も数曲あるが、ほとんどが作詞・サエキけんぞう、作曲&編曲・窪田晴男のボーカル曲で、当時の印象としては03年のアルバム「宇宙旅行」に続くパール兄弟の新作という感じだった。
しかもアニメのOPやEDの曲は収録されておらず、ボーカル曲もその中の3曲ほどしかアニメでは使用されていなかったので、いわゆる純然たるサントラではない(ただし全体がアニメの世界観に準じたものではある)。
それにしても楽曲のレベルが異常に高い。1980~90年代にパール兄弟を聴いていた人ならヒザを打つこと間違いなしの、完全なるパール・ワールドだ。あえて1曲取り上げるとすれば、第7話の挿入歌だった「ダークサイドについてきて」。実はボーカル曲の中で、この曲だけパール兄弟のメンバーではなく、アニメでヒロイン役を演じた声優&シンガーの牧野由依が歌っている。
フォークロック的なサウンドながら、こちらも詞・曲ともにパール兄弟色濃厚で、それを牧野由依のかわいいヒロイン声で歌われるとミスマッチどころか絶妙なケミストリーが発生して何度も繰り返して聴きたくなってしまうのだ。「アイマス」「プリパラ」などの人気作品で彼女の歌声に触れる機会は多いが、この曲ももし未聴の方がいたらぜひ!
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