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【阪神】藤川監督 若手控え捕手をバッサリ「初心者マークがついた選手がいる」

東スポWEB / 2025年2月5日 5時8分

ブルペンで話し込む阪神の(左から)金村コーチ、片山コーチ、藤川監督、安藤コーチ

阪神・藤川球児監督(44)が、伸び悩む虎の〝次世代捕手〟に手厳しい活を入れた。春季キャンプ(沖縄・宜野座)第1クール最終日となった4日の練習終了後の記者囲み。表情も声色も、これまで通りの紳士的な態度を貫いたが、口から出てくる言葉は辛辣そのものだった。

「これまで主力だった選手たちは向かう先を分かっているので、球際の強さやもう一歩やらなければならないことを分かっている。その一方で、まだまだおぼつかないというか初心者マークがついた選手がいる」。苦言の矛先は大卒5年目の栄枝裕貴捕手と、高卒3年目の中川勇斗捕手。扇の要としてこれまでチームを支えてきた梅野、坂本ら一軍捕手との差がシートノックなどの練習で、悪い意味で目立ってしまった。

「シートノックひとつをとっても見えてくる部分がある。坂本、梅野らが入れば連係プレーの中でどうつなぐか、どうしたいかが伝わってくるのですが、栄枝や中川だと『何を求めてそのプレーが行われているか』が分かっていないことが、一つひとつのプレーから見えてきてしまっている」。梅野は33歳、坂本は31歳。2人の後継者育成は岡田前政権時代からの大きな課題だったが、解決の糸口はまだ見えていない。

「栄枝は何年目ですかね? 5年目? 非常に急がなければいけないんじゃないかと、こちらとしては求めますね。まだまだ坂本にしろ梅野にしろ、能力を見せてくれている。梅野のこれまでの取り組みなんかは心強いですよね。若い選手が出てくると黙っていないところを見せてくれている」。司令塔として位置づけられる捕手のポジションは、新指揮官が重きを置くチームプレーの要衝。だからこそ求めるハードルは高い。

昨秋の指揮官就任以降、個別の選手に苦言を呈することも、必要以上に称賛することも控えていた藤川監督だが「僕の責任。反省点でもある」と自責の念を漂わせながらも、この日は一歩踏み込んだ発言を辞さなかった。

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