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「大学生M‐1」で一番面白い漫才を披露した男女コンビ・ピ夜 卒業後は?「お互い就職が決まってる」

東スポWEB / 2025年2月6日 16時8分

ピ夜は男性のキノシタと女性のイワサキによる男女コンビ

“女芸人マニア”として知られているお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が、これから“馬鹿売れ”しそうな女芸人を紹介するこの連載。今回は、新道が審査員を務めた“学生お笑い”の賞レースで見事な漫才を見せつけた大学4年の男女コンビを紹介する――。

「大学生M―1グランプリ」の決勝が1月26日に行われました。私は審査員を務めたのですが、決勝の8組に残ったのが同志社大学のこのコンビ。しかも最終決戦の2組にも残りましたが、惜しくも筑波大の乙女ブレンドに敗れました。ただ1本目に披露した漫才はこの日、一番面白かったので紹介したいと思います。

【プロフィル】
コンビ名‥ピ夜(ピヨル)
結成‥2021年4月
男性‥キノシタ


生年月日‥2002年11月26日
女性‥イワサキ
生年月日‥2002年6月3日
大学‥同志社大学

2人の漫才は一見、普通の会話をしているだけに見えて、なぜか気づけば笑ってしまう。この漫才にフリとボケがあるのだろうか? 笑いが起こってるからあるのでしょうが、見失ってしまう。というのも照れてる男性と照れてる女性がどうでもいい話をしているだけだから。

キャラクターの見せ方でうまいのがセンターマイクに行くまでの女性の歩き方で、ある程度のキャラクター紹介ができるところ。そして何でもない会話で1つ目の笑いにたどり着くと、もう男性側の自己紹介が終わっている状態になる。自己紹介らしき言葉は一つもないのに「おそらくこういうキャラクターなんだな」と気づかせる。

さらに会話のやりとりがとても上品で、ムダな言葉をここまでなくせるのかと驚いてしまいます。それに加えて見た目とセリフがバッチリ合っている。言葉選びのうまさで流れの自然さを描けているのだと思います。

そんな2人に話を聞きました。

――コンビ名の由来は

キノシタ「サークル内で書いた大量の上の句と下の句の中からランダムに引いて組み合わせた」

――大学入学前からネタをやる機会はあった?

キノシタ「大阪の『楽屋A』という吉本興業以外の芸人がたくさん出る劇場で、平均月2本程度ライブに出てました」
イワサキ「私は、大学でサークルに入ってからお笑いを始めました」

――「大学生M―1グランプリ」の手応えは

キノシタ「ウケたが、もっといけると感じた」

イワサキ「2本目終えた後は正直優勝したかな、と思いました(笑い)。乙女ブレンドだけでなく全員が実力のあるコンビだったので、決勝に残れただけでとても光栄でした。ネタ前は多少緊張していたが、決勝メンバーが友達だらけだったのでリラックスしてできたことも最終的にネタを2本させていただけた要因かなと思います」

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