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PTAで起こるトラブル!令和の時代には消滅しているかも?

LIMO / 2019年4月27日 18時15分

PTAで起こるトラブル!令和の時代には消滅しているかも?

PTAで起こるトラブル!令和の時代には消滅しているかも?

小学生の子どもをお持ちの皆様の中には、毎年PTAの役員決めが憂鬱…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしくは「今年は頑張ろう」と意を決した方もいらっしゃるかもしれませんね。

親と教師が連携し、子どもの学習環境を整えることが目的で作られたPTA。役員に選出、もしくは立候補された方のほとんどは、その任務をしっかりとまっとうされています。本当に頭の下がる思いです。

しかし、ごく一部で「それはちょっと…」と思わず呆れてしまうような言動をしている人もいるようです。

聞いてください、うちの呆れた役員たち

実際にPTA役員をしている、もしくはしたことのある方に「役員をしていて呆れてしまったことはありますか?」とアンケートを取ってみました。すると出てくる出てくる…。その中から一部を抜粋してご紹介しましょう。

「PTA副会長に選出され、仕事の引き継ぎを行ったときのことです。前任の女性が、ひと通り仕事の仕方を説明した後、『でも、これは私たちのやり方だから、マネしないで。楽しようと思わないでね』と言われた。引き継ぎの意味がない!」(小学3年生の男の子のママ)

「業務の効率化を図って、PTAの雑務に携わる時間を短くしたら、『昔PTA役員をしていた』という女性が『私たちは毎日学校に来て作業していたのに、なにさぼっているの!』とクレームをつけてきた」(小学6年生の女の子のママ)

「PTA役員になったにもかかわらず、『仕事があるから』と一度も活動に参加しなかった人がいた」(小学5年生の女の子のママ)

「一部の役員が気に入らない他の役員をいじめていた。挨拶しても無視したり、連絡網をその人にだけ回さなかったり、大変な仕事を押しつけたり…」(小学2年生の男の子のママ)

「PTAの役員決めで、気の強そうなお母さんが、大人しそうなお母さんに『私が去年やったんだから、今年はあなたがやりなさいよ!じゃないとあなたの子ども、学校に来られなくなるわよ!』と脅していた」(小学4年生の男の子のママ)

「PTA会長の男性と副会長の女性が不倫関係に。本人たちは隠し通せているつもりらしいけど、はたから見ているとバレバレ。会議のときもふたりでほほ笑みあったり、役員の懇親会ではふたりが途中で消えたり。ほどなく両方のパートナーにばれて大騒ぎになりました」(小学5年生のママ)

小説やドラマの中だけの話だと思っていたPTAトラブル。身近なところでもあるんですね。アンケートに答えてくださった皆さん、「まさか私がこんなトラブルに巻き込まれるなんて…」とおっしゃっていました。

「やってよかった」の声が多数

こんな風にトラブルを列挙してしまうと、「PTA役員って、なんて面倒くさくて恐ろしいところなんだろう…」と思ってしまいますよね。でも誤解しないでほしいのが、ご紹介したのは、「一部の」人たちの呆れた行いである、ということ。本来ならば「子どもたちのよりよい学習環境を作りたい」という志を同じくした人たちが集まっているわけですから、大多数の人は「やってよかった」「有意義だった」と答えてくださっています。

しかし、自分が本来の目的を忘れずに活動しようとしても、PTAの中にひとりでもトラブルメーカーがいれば、途端に理不尽極まりない世界になってしまいます。「PTAっていろいろ人間関係が面倒くさいらしい」「PTAに入るとろくなもんじゃない」なんて噂が広まってしまうと、ますますやり手がいなくなってしまいます。

冒頭で述べた「PTAの意義」をしっかりと理解していれば起こるはずのないトラブル。特定の人がPTAを私物化したり、自分のストレス発散の場にしたりしていいはずがありません。また、旧態依然としたPTA活動に疑問を呈する声も年々増えているのも事実です。共働きの家庭が増えた現代、PTA活動にじっくり腰を据えて向きあえる…という家庭は少ないのではないでしょうか。

不要なトラブルが起きないために、また、すべての保護者がもっと気軽にかつ積極的にPTA活動に参加したい、と思えるように、「PTAの業務効率化・見える化」が必要である…と毎年PTA役員を選出する時期が来るたびに痛感します。

令和の時代には消滅するかも?

近年、PTAを廃止する学校が徐々に増えてきています。しかし、PTAが無くなってしまうと、保護者と学校の繋がりが無くなってしまったり、保護者が学校に意見を述べる機会がなくなったり…と少なからずデメリットもあるのです。

理想は、すべての保護者が志をひとつにして、協力しながらPTAを運営することですが、実現は難しいでしょう。このままの状態が続けば、令和の時代にはPTAは消滅してしまうかもしれませんね。果たしてそれは、よいことなのでしょうか?それとも…?

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