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育児を1週間外注してかかった費用「12万6421円」、子どもの反応は?

LIMO / 2019年5月22日 19時45分

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育児を1週間外注してかかった費用「12万6421円」、子どもの反応は?

共働き家庭、ひとり親家庭では常に「仕事と育児の両立の難しさ」に直面していると思います。子どもの急な発熱や長期休暇、忙しすぎて手が回らない家事など悩みは尽きませんよね。そんな状況を打破してくれる一つの手が、シッターサービスです。

仕事と同じように、育児にも手が回らなければ外注するという選択肢もあります。そこで、我が家で育児を外注した際にかかった費用と、効果についてお話しします。育児に手が回らなくて悩んでいる、子どもが急に発熱したけれど仕事が休めなくて困っているという保護者の方はぜひ参考にしてくださいね。

シッターさんに子どものお世話を依頼した経緯

我が家は、ひとり親世帯で実家は遠方なため、家族に子どもを預かってもらうことができません。小学1年生になったばかりの長女と、保育園に通う3歳の次女がいますが、長女の保育園が終了して小学校がスタートするまでの1週間、彼女の面倒を見てくれる人がいませんでした。

私は個人事業主のため、自宅で子どもと一緒に仕事をすることも不可能ではありませんが、そうするとテレビを見せ続けることになって長女に退屈な思いをさせてしまいますし、私の業務効率も大幅に低下してしまいます。そこで、大きな出費になるもののシッターサービスを利用することにしました。

7日間のシッター費用の総額「12万6421円」

私が利用したのは、個人のシッターさんと利用希望者を結ぶマッチングサービスです。希望日時等の条件を指定して依頼可能なシッターさんを検索し、「良さそうだな」と思ったシッターさんにお願いします。

費用は、シッターさんの経歴などによって個別に時給が設定されているので千差万別。時給1000円から3000円以上など、経歴やシッティング状況に応じて大きく変動します。「病児保育の場合は時給プラス500円、2人保育の場合はプラス300円」などのオプションもあります。

今回は、健康な長女だけをお願いしました。内訳がこちらです。

1日目 午前8時半から午後6時 1万6149円

2日目 午前8時半から午後6時 2万5375円

3日目 午前8時半から午後5時30分 1万6724円

4日目 午前8時半から午後6時20分 1万8544円

5日目 午後1時から午後7時    1万2721円

6日目 午前10時45分から午後6時15分 1万5416円

7日目 午前8時半から午後5時   2万1452円

総額 12万6421円

ひとり親世帯の私にとって、この金額は決して簡単に出せるものではありませんでしたが、働けないことによる収入減と依頼の減少を考えると、「仕事を休む、または自宅で面倒を見ながら仕事をすること」は不可能でした。

シッターさんのシッティングに子どもは大喜び

「シッターさんにお願いすると寂しがるのかな」と思ったら、年少から保育園に通っていた長女は、私と離れること、他人であるシッターさんと遊ぶことには全く抵抗がなかったようです。むしろ、しっかりと向き合って遊んでくれるシッターさんの来訪を待ちわびていたようで、シッターさんが到着したら「早くママお出かけしてよ」とせかされました(笑)。

今回は全て同じシッターさんではなく日替わりで様々なシッターさんにお願いしましたが、どの方ともすぐに仲良くなり懐いて遊んでいたようです。

折り紙が得意なシッターさん、ごっこ遊びが上手なシッターさん、公園で体を使った遊びをしてくれるシッターさん、そして散らかった子ども部屋を片付けてくれる神様のようなシッターさんなどなど、毎日色々な刺激を受けることができて本人も私も大満足でした。

私が仕事をする隣でテレビを見せ続けるよりも、よっぽど素晴らしくて充実した日々を送れたと思います。

日頃は公的サポート制度を活用、シッターさんは緊急事態に!

我が家はシッターさんに救われましたが、シッターさんに支払うシッティング費用は安くはありません。今回のように連発すると家計に大打撃です。

もし、事前にお願いすることがわかっている場合は自治体のファミリーサポート制度や、公的学童のスポット利用を活用したほうが費用は非常に低額ですみます。また、急な発熱で保育園や学校を休まなければならない場合も、「病児保育室」を利用すれば、シッターさんほどのお金はかかりません。

ただ、突発的に子どもを預ける必要がある、病児保育室が満員などのケースでは民間シッターさんによるシッティングは非常に助かりますので、「いざという時の頼みの綱」として頭に入れておくといいかもしれません。

ちなみに私は、「こんなにお金がかかることを無償でやってくれる専業主婦(夫)さんは本当にありがたい存在だなあ」と改めて実感しました。

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