老後資金は30歳から貯めるが吉!お金を扱うプロ直伝の貯金術
LIMO / 2019年5月29日 18時0分
老後資金は30歳から貯めるが吉!お金を扱うプロ直伝の貯金術
「まだまだ先のことだから…」と、つい後回しにしてしまいがちな老後資金。30歳の方にとっては、意識する機会が少ないテーマかもしれません。
でも、老後の生活はいつか必ずやってきます。退職目前で焦って貯金し始めても、十分な資金を短期間で貯めるのは難しいでしょう。
そこで今回は、30歳から取り組んでおきたい貯金術をご紹介します!老後に備えて、今のうちからお金を貯めておきましょう。
老後資金は30歳から貯めるが吉!
30歳の今だからこそ、今後の長い人生における貯金計画を立てておきましょう。頭の中で考えるのではなく、実際にロードマップを書き出していきます。
「何歳になったらマイホームを購入したいか」「退職するのは何歳頃か」といったライフイベントだけでなく、車を買い替えたい時期や望んでいる子ども人数とタイミングも記入しください。
全ての項目が書き込めたら、それぞれのシーンに必要な金額も添えていきます。「将来はこんなにお金がかかるのか」と改めて実感するのではないでしょうか。これから先に必要なお金を用意するためにも、「早いうちから貯金に取り組んでおくべきだ」と意識するきっかけにもなるでしょう。
お金を扱うプロ直伝の貯蓄術
続いて、お金を貯める具体的な方法を学んでいきましょう。1つずつ取り組んでいくうちに、貯蓄が習慣化されていきます。
お金の整理をする
まずは金銭面の整理をすることで、貯蓄しやすい環境を整えておきましょう。給与が支払われる銀行口座しか所持していない方は、貯蓄用の口座を開設するのもいいでしょう。「ここに入金したお金には手をつけない」と線引きすることができます。
また、奨学金や住宅ローンなどの借り入れがある場合は、残金や利率などを整理しておきましょう。2つ以上の借り入れがある方は、おまとめローンや乗り換えも検討してくださいね。
積立定期預金に預ける
積立定期預金を利用すると、毎月一定の金額を自動で口座から引き落とし、積立定期預金として振り替えてもらえます。振り返られたお金は簡単に手がつけられないようになるため、貯めるべきお金をしっかりキープすることができますよ。
資産形成に取り組む
貯蓄をより増やしていくために、投資に挑戦するのもいいでしょう。なかでも「つみたてNISA」は非課税枠が設けられているため、節税の効果を受けられるメリットもあります。
世帯年収500万円夫婦が見直した2つのこと
最後に、世帯年収500万円の夫婦が実際に行なった貯蓄方法をご紹介しましょう。この夫婦は、老後資金を貯めるために2つの現状を見直しました。
家計を見直す
家計のなかでも、固定費は節約効果の大きい項目です。夫婦ともにスマホには最低限の機能しか求めていなかったため、大手キャリアから格安スマホに変更しました。
そのほか、妻が利用していたヨガスタジオを退会し、無料アプリを使って自宅でヨガに取り組むことに。夫の飲み会には回数制限を設け、飲み会代に加えて帰りのタクシー代を節約できました。
仕事を見直す
夫は転職して月収を1~1.5万円ほどアップさせ、以前より2時間ほど早く帰れるようになりました。妻はいつ妊娠しても支障がないよう、短期の派遣の仕事をスタート。夫婦で転職や新たな職を見つけることで、世帯収入を増やせました。
まとめ
たくさんのお金を備えておくためにも、老後資金の準備は早いうちから始めておくと安心です。老後までの時間がある30歳だからこそ、今後の見通しを立てて計画的に貯金に取り組んでいきましょう。さらに夫婦で今の状況を見直すと、より節約ポイントを見つけやすくなります。お互いのできる範囲内で、無理のない節約を実践してみてくださいね。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
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