体罰、閉め出し…ドン引きした「私の周りにいる信じられない子育てルール」
LIMO / 2019年6月7日 10時45分
![体罰、閉め出し…ドン引きした「私の周りにいる信じられない子育てルール」](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_11446_0-small.jpg)
体罰、閉め出し…ドン引きした「私の周りにいる信じられない子育てルール」
子育てをするにあたって、さまざまな「子育てルール」を決めている家庭も多いことでしょう。子どもはもちろん、親も人間として成長でき、良好な親子関係を構築するために、また、子育てをスムーズに行うために定める「子育てルール」。
もちろんそれぞれの家庭環境で内容は異なりますが、中には「それはちょっと…」と思うものもあるようです。今回は、子育てママに「私の周りの信じられない子育てルール」について聞いてみました。
それって本当にいいの…?
「うちの隣の家は、17時に帰ってきていなかったら、強制的に家のカギをかけては入れないようにする。どれだけ玄関先で泣いてもわめいても無視。しかも子供は毎日門限を藪てるから、毎日夕方にギャン泣きが聞こえる。ここまで効果がないのなら、もっと他の方法を考えればいいのに…」(小学1年生の男の子の母親)
「息子の友人のママは添加物を気にするあまり、市販のお菓子を食べさせないのはもちろんのこと、外食も一切しない。体に悪いから…という理由なのはわかるし、毎食のみならずおやつも毎回手作りなのはすごいと思う。でも、その子、友達の家に遊びに行ったとき、ポテチやチョコを口いっぱいに頬張って、毎回吐くまで食べる。その姿を見ていると、やり過ぎもいけないな…と思う」(小学3年生の男の子の母親)
「友人は、子どもが悪いことをしたら、問答無用で体罰。うちに遊びに来たとき、ちょっと友人の子どもがお水をこぼしただけで『ケツ出せぇ!』と怒鳴っててびっくり。子どもはまだ5歳。『それって虐待と紙一重だよ』と言ったら『人の子育てに口出さないで』と一喝された。可哀想に、おびえた小さな子の顔が今でも忘れられません」(4歳の女の子のママ)
「何があっても絶対に怒らない、ということをルールにしている友達。一緒にパン屋さんにいったときに、6歳の子どもがそのお店のトングをベロベロなめていた。唖然としていると、『あらあら~これはね、スプーンじゃないのよ~。お腹すいちゃったかなぁ』とニコニコ。すぐさまトングを取り上げ、「そんなことしたらいけない。私が代わりに買っとくから、あなたたちは外に出といて!」と言ってしまいました。なぜか不服そうな顔をするその友人とは、それ以来距離を置いています」(3歳の女の子のママ)
反面教師にしましょう
各家庭に存在する子育てルール「あ、それはいいルールだな、我が家にも取り入れよう」、と思えるようなものもあれば、「ちょっと理解不能だな…」とドン引きしてしまうようなルールもあります。
ちょっと受け入れがたい子育てルールを持っている家庭に対しては、あまりゴチャゴチャ言わないのが吉。「よその家はよその家」と割り切ることが大切です。
もし、その受け入れがたいルールを自分たちにも強要してきた場合は「ごめんなさいね。我が家は~ということにしているから」とき然と断ること。変に「そういう考え方もいいわね」なんて、わかったような態度を取ってしまうと、どんどんつけこまれてしまう可能性もあります。
当然ですが、我が家のルールをよその家庭に強要しないことも重要。それぞれの家庭でベストな子育て法があるのですから、よその子育てに口を挟むのは野暮というものです。
子どもが仲良し同士だったりする場合は、なかなか難しい問題ではありますが、それぞれ価値観が違う、ということをしっかりと念頭に置いて、思いやりを持った関係を構築したいものですね。
また、これも当り前のことですが、子どもや他のママ友さんに「あのお家の子育て、ちょとおかしくない?」と口に出すのもいただけません。
「あぁ、このルールはうちとは相いれないな」と思ったら、何も言わずに黙って距離を置くか、なんか言われてもスルーするのがスマートです。
大切なのは子どもたちが伸び伸びとした環境で、成長していくこと。そのことだけは忘れないようにしたいものですね。
子どもと一緒に成長しよう
子どもを介して数多くの家庭と接すると、中には「それってどうなの…」と思うような子育て方法をしている家庭もあります。しかし、それは価値観の違い。子どものために何を一番最優先するか、によって子育てルールも変わってくるのです。明らかに子どもに害を及ぼしている…という場合でない限り、よその家庭の「あれ?」という子育てルールに関しては口出しせずに、自分の子育ての反面教師にする程度にとどめておくのがよいでしょう。
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