しゃぶしゃぶの最大手！「木曽路」の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書（https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?uji.verb=W00Z1010initialize&uji.bean=ek.bean.EKW00Z1010Bean&TID=W00Z1010&PID=W1E63011&SESSIONKEY=1572480493980&lgKbn=2&pkbn=0&skbn=1&dskb=&askb=&dflg=0&iflg=0&preId=1&mul=%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%9C%A8%E6%9B%BD%E8%B7%AF&fls=on&cal=1&era=H&yer=&mon=&pfs=4&row=100&idx=0&str=&kbn=1&flg=&syoruiKanriNo=S100G6QC）をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手の飲食店チェーン運営企業である木曽路です。

木曽路の平均年間給与はいくらか

木曽路（提出会社）の2019年3月31日時点での平均年間給与は530.2万円と500万円を超えています。また、従業員の平均年齢は42.2歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は10.3年となっています。

木曽路の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社（単体）の従業員数は2019年3月31日時点で1240名。単体で1000人以上の従業員数がいます。単体の部門別従業員数は以下の通りです。

木曽路：972名

素材屋：43名

じゃんじゃん亭：37名

とりかく：22名

鈴のれん：25名

その他：141名

過去5年の業績動向

木曽路（単体）の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2015年3月期に434億円であった水準が、2019年3月期には450億円となっています。なお、連結財務諸表は作成していません。

また、経常利益についても増益傾向が継続しています。2015年3月期には2億円の水準であったものが、2019年3月期には25億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある当期純利益又は当期純損失は、2015年3月期は6億円の損失、2016年3月期は3億円の損失、2017年3月期は5億円の利益で、その後も増益傾向にあり、2019年3月期には16億円の利益となっています。

※木曽路の2018年3月31日時点での給与についてはこちら（https://limo.media/articles/-/8540）

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。