「もう無理、離婚したい!」と感情を募らせたときに「考えておきたいこと」

LIMO / 2019年10月15日 20時0分

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「もう無理、離婚したい!」と感情を募らせたときに「考えておきたいこと」

夫婦仲がうまくいかない、家にいる時間が苦痛だ…。このような状態が続けば、自然と「離婚」という選択肢が思い浮かぶのではないでしょうか。

たしかに、離婚をして新たな人生を歩んでいる人も多く存在しています。しかし、夫婦関係がうまくいっていないからといって「離婚しか選択肢がない」とは限りません。夫婦生活に限界を感じる前に、改めて離婚について考えておきましょう。

離婚動機1位は「性格の不一致」、妻側の理由の2位は「お金」

離婚の危機に陥らないためにも、離婚に至りやすい原因を知っておきましょう。司法統計(平成30年度 婚姻関係事件数)では申し立てた立場ごとの離婚動機が示されています。

【夫からの申し立て】
1位:性格が合わない
2位:その他
3位:精神的に虐待する
4位:異性関係
5位:家族親族と折り合いが悪い

【妻からの申し立て】
1位:性格が合わない
2位:生活費を渡さない
3位:精神的に虐待する
4位:暴力をふるう
5位:異性関係

夫・妻どちらも「性格が合わない」という動機が最も多い一方、妻側の申し立てには「生活費を渡さない」が2位に登場していました。夫側の上位5位には登場しないことからも、生活費のやりくりや夫からの渡し方に納得できない女性の多さが感じられます。

また、夫・妻ともに1位の「性格が合わない」のなかには「金銭感覚の違い」も含まれていると考えられます。夫婦仲に大きな影響を与える「お金の問題」。お金で揉めないためには、どのような工夫をすればいいのでしょうか。

夫婦でお金の話で揉めないためにしたいこと

金銭関係による夫婦の揉めごとを防ぐためには、「お互いの意見の尊重」と「家計の現状の共有」が大切です。そこで、「夫がお小遣い制」と「妻が生活費を受け取っている」ケースに分けたチェック項目を見ていきましょう。

【夫がお小遣い制の場合】
・夫がお小遣いの金額に納得していない
・夫がお小遣いアップを頼み、妻が理由添えずに却下したことがある
・お小遣い額の見直しをしたことがない
・収入は増えているのにお小遣い額は一定のまま

【妻が生活費を受け取っている場合】
・夫は家計の状況を把握していない
・生活費の増額を頼んでも、夫に却下されたことがある
・夫に生活費のやりくりについて指摘されたことがある

当てはまる項目が多ければ、どちらか一方が金銭関係に不満を持っている可能性が高いと考えられます。その不満を和らげるには、「なぜお小遣いアップや生活費のやりくりが厳しいのか」「相手がお金を要求する理由は何か」といった理由や背景を共有するようにしましょう。お互いが納得した状態だと、離婚のリスクを抑えられるはずですよ。

冷静になれる距離を置く「卒婚」という手もある

なかには、「金銭面に不満はないが、とにかく一緒にいたくない」と苛立っている人もいるのでは。「今は我慢できるが、夫が定年を迎えるのが憂うつ…」「老後は自由な時間を楽しみたい」という声も少なくありません。

そんななか、最近では「卒婚」を実行する人も増えてきました。婚姻関係は保ったまま、「配偶者にできるだけ干渉しない」「自分のライフスタイルを満喫する」という夫婦関係になるのです。

ここで、60代前半の方々の「卒婚」に対する考えを見てみましょう。明治安田生活福祉研究所による『2018年人生100年時代の結婚に関する意識と実態(https://www.myilw.co.jp/research/report/2018_04.php)』では、60代前半の男性の61.4%、女性の78.7%が卒婚を「良い」「どちらかと言えば良い」と感じていることが分かりました。男女ともに、多くの人が卒婚に対して好印象を持っているようです。

卒婚には、「離婚はしたいが老後資金が不安」「離婚後の居住地に困る」といった悩みを抱えている人にも向いているといえます。離婚をするほどでも…と迷っている方は、卒婚をした自分をイメージしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

「離婚」には、今後の生活費や住む場所を確保する難しさ、子どもへの影響など、さまざまなリスクが潜んでいます。勢いで離婚の道を選んで後悔しないためにも、今のうちから対策を練っておきましょう。今回ご紹介した「お金に対するお互いの不満を解消しておく」「卒婚という選択肢を視野に入れておく」といった方法で、夫婦関係を見直してみるのもおすすめですよ。

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