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ママたちが「育児で自分の能力が上がった」と思うこと

LIMO / 2019年11月26日 16時20分

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ママたちが「育児で自分の能力が上がった」と思うこと

これを活用しない企業は損!?

子育ては精神力が必要で、頭も使うもの。育児を経験することで身に付くスキルや能力、また育児中だからこそ身に付く覚悟というのもありますよね。具体的にどのような力が身に付くのか、3人の子どもを育てる筆者の周りで言われている内容をご紹介します。

みんなが感じる「育児することで身につく力」

育児で身に付く力は「マルチタスク能力」以外にも、人を育てる力や決断力など多くのものがあります。具体的な体験談とともに、見てみましょう。

子どもを育てる力は大人にも応用できる

子どもはわが子とはいえ、自分とは違う人間。子ども自身にも意志や考えがありますし、2歳のイヤイヤ期といった反抗期もあり、関わり方は難しいものです。

子どもの叱り方、褒め方、声のかけ方、伸ばし方を学ぼうと、本を読んだり、講座を受けるママもいます。筆者もこの類の本が好きで読みますが、ママ友と話すのが「大人にも応用できる」ということ。人の伸ばし方や褒め方は、実は小さな頃から変わらないのかもしれません。実際に会社や夫婦間でも応用しています。

気分を切り替える術が身についた

泣いたり怒ったりして要求を訴えるのが、乳幼児というもの。特に外出先や家の中で、「オモチャが欲しい」「お風呂に入りたくない」と愚図って大泣きする子どもをなだめながら本来の任務を達成するには、交渉力や忍耐力、体力がいります。

ここでは、うまく子どもの気分を変えようとする力も身に付きます。あまりに泣かれると、こちらの気分も落ち込むものですが、「ワンオペ育児だからこそ、叱り過ぎないよう、暗くなり過ぎないよう、気分のコントロールや切り替えを一番大切にしている」という先輩ママの言葉には、学ぶものがありました。

決断が早くなり、判断力が上がった

育児中は決断を迫られることが多々あります。たとえば子どもはしばしばケガをしたり、病気になりますが、「どの程度で病院に行くべきか」の判断は意外と難しいもの。しかし瞬時に判断し、行動する必要があります。

また、たとえば予防接種の場合、病気にかかるリスクも予防接種の副作用が出るリスクもある中で、決断をしなければなりません。「絶対大丈夫」という答えがない中で、子どもの健康や養育、命にかかわることに関しても、数多くの決断を迫られます。

育児前より人見知りしなくなった

育児中は学校や会社といった毎日通う場所がないので、自らコミュニケーションを取りにいく必要があります。「子どもに友達を作りたい」「園や病院の情報が知りたい」「とにかく誰か大人と話したい!」と勇気を出して話しかけ、産前より人見知りが治ったという声も聞きます。

コミュニケーション能力が上がった

育児は1人ではできません。育児の大変さを理解してもらいにくい夫とのコミュニケーションは不可欠ですし、祖父母との関係も築き上げて頼ったり、ママ友と協力したり、また保護者として園や学校とも上手くやっていかなければいけません。「周囲の人とうまくやっていく力が上がった」という声はよく聞きます。

子どもを持って仕事への覚悟が変わった!

現代は女性とはいえ、本気で働かなければ生活できない環境です。仕事に関する覚悟も、子どもがいると変わる面もあるようです。

「育児はお金かかります…子どもがいるからこそしっかり稼ぐという覚悟が決まった」「時短勤務だからこそしっかり仕事をして迷惑をかけないようにしたい」という声も。

また「教育費だけでなく、老後2000万円ものしかかるので、しっかりとした仕事を長く続けて行かないと」「時代が移り変わり、今後仕事もがどうなるかも分からないので、夫だけ働くというのにはリスクを感じる」という声もあります。

育児世代を雇用しないのは機会損失の可能性も?

育児世代は子どもの看病で休む必要があったり、時短勤務もあります。そのため、いったん退職すると再就職は難しいのが現状です。

とはいえ、「周囲に頼れる人がいれば働きたい」という意欲のある女性は多いもの。子どもがいるというだけで雇用しないというのは、今後の人手不足を考えると企業側にも機会損失やリスクがあるといえないでしょうか。時代の変化が激しい今だからこそ、雇用のあり方にも変化は求められるでしょう。

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