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年末こそ「固定費」「習い事」を見直そう!月10万円以上の貯金を達成する「年末の過ごし方」

LIMO / 2019年12月26日 19時15分

年末こそ「固定費」「習い事」を見直そう!月10万円以上の貯金を達成する「年末の過ごし方」

年末こそ「固定費」「習い事」を見直そう!月10万円以上の貯金を達成する「年末の過ごし方」

年末の大きな任務といえば、やっぱり大掃除!でも、綺麗にできるのは家のなかだけではありません。1年の終わりに家計を見直せば、家計の無駄を省いてスッキリさせることもできるのです。

さらには、大掃除の際にでてきた不要なものを、お金に変えて臨時収入にするという手もあります。年末にしておきたい断捨離術を学んで、うまく節約してみましょう!断捨離後に気を付けておきたいポイントも、あわせてお伝えします!

固定費の断捨離

今年の家計簿を見直す際は、見逃しがちな固定費もしっかりチェックしておきましょう。「固定費=決まった出費」というイメージがありますが、これも断捨離できる項目なのです。その実践例をいくつかご紹介しましょう。

・「昨年末、家計簿を見返していると、夫婦のスマホ代が家計を圧迫していることに気が付きました。これまでは手続きが面倒で後回しにしていましたが、年末の長期休暇中に格安スマホへ乗り換えることに!おかげで、今年のスマホ代は去年の半分以下に抑えられました」

・「就職を機に加入した保険を思い切って解約しました。その代わり、夫の会社で団体保険に加入することに。保障内容は少し手厚くなり、保険料は以前より安くなりましたよ」

・「『教育費』として片付けていた習いごと代を見直し、いくつか断捨離をしました。退会の基準は、本人が自ら辞めたいと思っているかどうか。冬休み中だったので、親子でゆっくり話し合うことができました」

フリマアプリでいらないものをお金に!

固定費の断捨離で支出を抑えたら、大掃除で発見したものを売って収入を増やしましょう。フリマアプリを使えば、不要なものをお金に変えることができますよ!実際にフリマアプリを活用している方に、よく売れるコツを聞いてみました。

・「服を売る際はイメージが掴めるよう、なるべくたくさんの写真を載せています。全体や後ろ姿を写すのもポイントですね。大掃除で出てきた不要な服は、ほとんど売ることができましたよ」

・「子どもが使っていたおもちゃを大量に販売しました。その際、落書きや傷などはアップで撮影し、正直に伝えることに。あとからクレームが来ることもなく、やり取りもスムーズでした」

・「出品する際は、説明欄にできるだけ多くのキーワードを入れるようにしています。キャラクター名やブランドを書いておけば、検索している人に見つけてもらいやすいですからね。『レア』『美品』といったワードでアピールするのもおすすめですよ」

みんなの貯金額はどれくらい?2020年の貯金目標額を決めよう

総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編) 平成30年(2018年)平均結果の概要(https://www.stat.go.jp/data/kakei/2018np/index.html)」から、2人以上世帯の1カ月あたりにおける黒字額を過去10年にわたって見てみましょう。(資料中 図1-2-7 黒字の内訳の推移「二人以上の世帯のうち勤労者世帯)」より数値を抜粋)
ちなみに黒字とは、可処分所得(実収入から税金や社会保険料を引いた手取り収入)から消費支出を引いた残りの額のことです。マイナスであれば赤字です。

・2009年:10万8,900円
・2010年:11万1,700円
・2011年:約11万1,700円
・2012年:約11万1,100円
・2013年:約10万7,000円
・2014年:約10万4,800円
・2015年:約11万1,900円
・2016年:約11万9,100円
・2017年:約12万1,400円
・2018年:約13万9,800円

あまり実感がないかもしれませんが、実は世帯の黒字額は年々増加しています。では、過去10年の預貯金純増の推移を確認してみましょう。

・2009年:約4万5,900円
・2010年:約5万4,400円
・2011年:約5万4,800円
・2012年:約5万6,500円
・2013年:約5万3,700円
・2014年:約5万7,500円
・2015年:約6万4,700円
・2016年:約7万1,200円
・2017年:約7万6,400円
・2018年:約10万2,600円
(2018年に調査で使用する家計簿の改正を行ったため、2018年の結果にはその影響が含まれます)
預貯金も年々増えていることがわかります。月10万円以上貯金し、適切な資産形成・運用ができると良いですね。

どうやって無駄遣いを防ぐ?

せっかく断捨離をしたのに、その反動で余計なものや出費が増えてしまっては意味がありません。スッキリした状態を保つためにも、無駄遣いを防ぐよう意識しておきましょう。

とくに年明けは、バーゲンや新年会などで出費がかさみがちです。以下のような工夫をして、財布の紐をしっかりと締めておきましょう。

・買い物の前に予算を決めておく
・「合わせやすい黒のコートがあれば買いたい」などと具体的に考えておき、必要なものだけを買うよう意識しておく
・レジに行く前に使用するシーンを想像し、本当に自分が使うものか判断する
・「疲れたから外食で済まそう」と思わないよう、調理済み食材や作り置きを用意しておく
・飲み会は1回ごとに上限を決めておき、2次会代やタクシー代の節約を意識する
・使った金額は家計簿やスケジュールに記入し、お金を使い過ぎていないかチェックする

まとめ

家族の時間がとりやすい年末は、みんなで断捨離に取り組めるタイミングです。「これはもう捨てていい?」「この習いごとは続けたい?」と家族の意見を確認しながら、不要な出費やものを減らしていきましょう。これまで着手していなかった固定費や「いつか着るかも」と思っていた服も、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。

【参考】
「家計調査報告(家計収支編) 平成30年(2018年)平均結果の概要(https://www.stat.go.jp/data/kakei/2018np/index.html)」総務省統計局

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