25%還元は見逃せない!「マイナポイント」について今わかっていることは?
LIMO / 2020年2月4日 18時15分
25%還元は見逃せない!「マイナポイント」について今わかっていることは?
みなさんは「マイナポイント事業」という言葉をご存知でしょうか? マイナポイント事業とは、25%という驚異のポイント還元率を叩き出す、ポイント還元事業の1つです。
2020年1月6日についにマイナポイント事業の公式ホームページ(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)が公開され、徐々にその全貌が明らかになりつつあります。本記事ではマイナポイント事業について今わかっていることを、詳しく説明していきます。
マイナポイント事業って何?
「マイナポイント事業」とは、マイナンバーカードを持っている方を対象とした2020年9月にスタート予定のポイント還元事業のことをいいます。
2019年10月に実施された消費増税から現在に至るまで「キャッシュレス・消費者還元事業」が実施されており、街中でもよくポスターなどを見かけることと思います。増税後の消費落ち込みを防ぐために実施されているこの事業ですが、2020年6月30日に終了してしまうことをご存知でしょうか?
キャッシュレス・消費者還元事業終了後の消費落ち込みへの懸念はもちろんのこと、政府はマイナンバーカードの普及を促進していることから、2020年9月にマイナンバーカードを活用したポイント還元事業がスタートする予定となっているのです。2021年3月末までの実施予定ですので、こちらも期間限定の還元事業となります。
マイナポイントはどのように還元される?
マイナポイント事業で還元されるポイントは、その名の通り「マイナポイント」です。
マイナポイントは、キャッシュレス・消費者還元事業と同様でキャッシュレス決済を利用した場合のみ付与されます。とはいっても、マイナポイントというのはあくまでも総称で、利用する決済サービスによって付与されるポイントの種類はまもなく決定される予定です。
また、マイナポイントの付与はキャッシュレス決済による商品・サービス購入時だけではなく、決済サービスへのチャージ時にも行われます。
そして、驚くのがマイナポイントの還元率。なんと…25%です!「25%還元なんて聞いたことない…」という方も多いのではないでしょうか。
注意点としては、ポイント還元の利用上限は1人5,000ポイントとなっています。つまり、2020年9月から2021年3月末までの期間、2万円の購入またはチャージに対して5,000円分のマイナポイントが付与される予定です。
この還元率の高さは、現在実施しているキャッシュレス・消費者還元事業以上に魅力を感じますね!
マイナポイントをもらうには?
ポイント還元率が非常に高く、魅力的なマイナポイント事業。参加したい場合は、マイナンバーカードを発行する以外にもいくつか事前にやらなければならないことがあります。ぜひ本記事でやるべきことをチェックして、還元事業開始までに備えておきましょう。
1. マイナンバーカードの交付を申請する
これがなければ始まりません。すでに持っている方もいるかもしれませんが、お持ちでない方はマイナンバーカードの交付申請から進めていきましょう。
マイナンバーカードは身分証明書にもなりますし、コンビニで自治体サービスを利用して住民票を発行できたりするのであると便利ですよ。交付申請は以下のような方法で行うことができます。
通知カードと交付申請書が手元にある:スマートフォン・パソコン・郵便及び街中の証明写真機から申請
通知カードと交付申請書が手元にない:手書き用の交付申請書と封筒をダウンロードして郵送、または市区町村の窓口で交付申請書の再発行を申請
2.【約1カ月後】マイナンバーカードを受け取る
マイナンバーカードは交付申請から受け取りまでに約1カ月を要します。ですので「マイナポイント事業がスタートしたらすぐにポイント還元を受けたい!」という場合は、遅くても2020年7月中には交付申請をしておきましょう。
マイナンバーカードが受け取れる状態になると、対象の市区町村から交付通知書が届くので、そちらと併せて以下のものを持参してマイナンバーカードを受け取ります。
通知カード
本人確認書類
受け取るときには本人確認を受けたうえで暗証番号を設定します。これらの暗証番号はマイナポイントの付与を受けるためにも必要になるので、控えを大切に保管しておいてくださいね。
ここまでは、すでにマイナンバーカードを発行した方全員が行っている流れかと思います。次に、マイナポイント事業への参加に向けての手続きを見ていきましょう。
3. マイキーIDを設定する
マイキーIDは、マイナポイントの付与を受けるために必要になるIDです。
設定には、マイナンバーカード受け取り時に設定した数字4桁のパスワード(利用者証明用電子証明書暗証番号)が必要になります。また、環境さえ整っていれば自宅から設定することもできるので、非常に便利です。
スマートフォンをお持ちの方は、公的個人認証サービス対応機種かどうかを確認(マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧(https://www.jpki.go.jp/prepare/pdf/nfclist.pdf))したうえで、「マイナポイントアプリ」(Androidの方は「JPKI利用者ソフト」)をインストールしてください。
お持ちのスマートフォンが対応機種でなかった場合やパソコンで手続きを行う場合は、対応するICカードリーダーを用意し「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールしましょう。
インストールが完了したら、スマートフォンもしくはICカードリーダーでマイナンバーカードを読み取ります。パスワード(利用者証明用電子証明書暗証番号)を入力すると、マイキーIDが自動で設定されます。
このあとに、マイナポイントの付与を希望する決済サービスを選択する必要があるのですが、この手続きは2020年7月以降から行える予定です。それまでしばし待ちましょう!
まとめ
本記事ではマイナポイント事業について今わかっていることについて解説してきました。期間限定ではありますが25%という驚異の還元率なので、利用しない手はないですね。
マイナンバーカードの交付を受けたりマイキーIDを設定したりといくつかの手間はありますが、マイナポイントの付与を受けて節約につなげたい方はぜひ手続きを進めてみてくださいね。
【参考】「マイナポイント(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)」(総務省)
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