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「オタク文化の聖地」池袋が生まれ変わる。豊島区が「本気を出した」理由

LIMO / 2020年3月4日 20時10分

「オタク文化の聖地」池袋が生まれ変わる。豊島区が「本気を出した」理由

「オタク文化の聖地」池袋が生まれ変わる。豊島区が「本気を出した」理由

豊島区の中心部と言えば「池袋」です。池袋に対して、どんなイメージを持っていますか?なかには、悪いイメージを持っている人もいると思います。私も高校時代に東京へ行った時、「池袋は行ったらダメよ」と親から注意されました。

しかし今の池袋は、街の景色がだいぶ違います。そこで今回は、池袋が今どうなっているのか紹介します。

池袋と言えば、暗くて汚い街をイメージしている人もいるのでは?

池袋と言えば「ケンカ・事件が多い」、「薬物の取引が行われている」のように、テレビで話題になることも多かったです。当時、地方に住んでいた私は、テレビを通じて池袋が怖い場所というのも脳内に埋め込まれていました。私にとって池袋は、立ち入ってはならないとすら思っていたのです。

そんな中、池袋では再開発が行われている

しかし、現在の池袋では再開発が行われています。極端に言うと、池袋がキレイになってきているということです。そのきっかけは、豊島区が2014年に消滅可能性都市に認定されたことでした。

消滅可能性都市とは、住民の転居や人口減の影響で、将来的に消滅する可能性がある都市のことです。日本創生会議の「全国市区町村別「20~39歳女性」の将来推計人口(http://www.policycouncil.jp/pdf/prop03/prop03_2_1.pdf)」によると、20~39歳までの女性が2010年から30年以内に、半分以下になると予測されている都市が指定されています。

豊島区は山手線沿線の自治体であるにも関わらず、東京23区の中で、唯一の消滅可能性都市として認定されてしまいます。これがきっかけとなり、豊島区では街を消滅させないための行動をとり始めました。

「Hareza(ハレザ)池袋(https://hareza-ikebukuro.com/)」

たとえば、豊島区役所や豊島公会堂があった跡地には、劇場やホールなどが入っているHareza(ハレザ)池袋(https://hareza-ikebukuro.com/)と呼ばれる施設が誕生しました。アニメやサブカルチャーなどを楽しめる場所となっています。

池袋西口公園(https://iwgp-management.com/)

また、池袋西口公園(https://iwgp-management.com/)もステージが完備され、演奏や演劇などを観覧できる場所として生まれ変わりました。

つまり池袋は、カルチャー文化を発信する街として、変貌を遂げているのです。

アニメのカルチャー文化を広めたり、街おこしをしたりしながら、池袋の「再開発」も行われることに…。再開発では、公園のリニューアルや商業施設の建設が行われました。

池袋にはオシャレな施設や店が集まっている

池袋にはオシャレな施設や店舗が建っていて、楽しめる施設もあります。最後に、池袋にどんな施設があるか紹介します。

東京芸術劇場(http://www.geigeki.jp/)

東京芸術劇場(https://www.geigeki.jp/)は、西池袋にある地上10階、地下4階の劇場で1990年に開館しました。2012年には改修工事を行いリニューアルした経緯があります。舞台や演劇、オーケストラなどを鑑賞できるステージだけの他に、グッズショップやミュージックスタジオ・託児所も完備しています。

さらに、イタリアンレストランやカフェなどもあるため、鑑賞以外の目的で訪れてもいいでしょう。池袋駅「2b」出口と直結しているので、雨が降っていても、池袋駅下車後に傘を差す必要はありません。

住所:東京都豊島区西池袋1-8-1
電話番号:03-5391-2111(代表)
営業時間:9:00~22:00(休館日を除く)

池袋マルイ(https://www.0101.co.jp/048/)

池袋マルイ(https://www.0101.co.jp/048/)は地上7階、地下1階からなる商業施設です。店内はレディス・メンズのアパレルをはじめ、雑貨店やドラッグストア、100円ショップやフィギュア店など、いろいろな種類の店舗が営業しています。

こちらも、池袋駅「1a」or「C4」出口直結ですので、池袋駅下車後、雨に濡れる心配はありません。
住所:東京都豊島区西池袋3-28-13
電話番号:03(3989)0101(代表)
営業時間:11:00~20:30(飲食店など一部店舗は23:00までの営業)

キュープラザ池袋(https://www.q-plaza.jp/ikebukuro/pages/shop_guide.html)

キュープラザ池袋(https://www.q-plaza.jp/ikebukuro/pages/shop_guide.html)は、地上14階、地下1階からなる大型商業ビルです。2019年にオープンしました。館内には、飲食店やアミューズメント施設の他に映画館やバッティングセンターもあります。

池袋駅東口より徒歩4分の場所にあり、サンシャイン通り沿いを歩くと到着します。

住所:東京都豊島区東池袋1丁目30番3号
電話番号:各店舗への連絡となります
営業時間:店舗ごとで異なります

まとめ

かつての池袋は、危険な街というレッテルが貼られていました。しかしアニメやサブカルの発信に力を入れた結果、国内だけではなく海外からも注目される街に変身しました。その他に、アニメやサブカルに関する雑貨店やアパレルショップもあります。アニメやカルチャー文化、買い物を楽しみたい人は、ぜひ生まれ変わった池袋へ足を運んでみるといいかもしれませんね。

参照:日本創生会議「全国市区町村別「20~39歳女性」の将来推計人口(http://www.policycouncil.jp/pdf/prop03/prop03_2_1.pdf)」

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