ソフトバンクGが暴落、富士フイルムHDは爆騰! 日経平均株価は大幅反落
LIMO / 2020年3月19日 7時20分
ソフトバンクGが暴落、富士フイルムHDは爆騰! 日経平均株価は大幅反落
【東京株式市場】 2020年3月18日
株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅反落、終値は約3年4カ月ぶりの17,000円割れ
2020年3月18日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 16,726円(▲284円、▲1.7%) 大幅反落
TOPIX 1,270.8(+2.3、+0.2%) 小幅続伸
東証マザーズ株価指数 586.6(▲7.1、▲1.2%) 反落
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:835、値下がり銘柄数:1,298、変わらず:33
値上がり業種数:16、値下がり業種数:17
昨年来高値更新銘柄数:0、昨年来安値更新銘柄数:126
東証1部の出来高は27億1,881万株、売買代金は4兆1,106億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。
前日の米国株式相場の急反発を好感してリスクオンモードが高まりましたが、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への警戒感は強く、強弱の売り買いが交錯する形となりました。
結果的に、売買代金は前日よりは減ったものの、連日で4兆円を超える活況となっています。
そのような中、日経平均株価はもはや“恒例”となった荒い値動きになりました。寄り付きから高く推移し、前場の序盤に一時+285円高まで買われましたが、その後はプラス圏内での鈍い動きとなりました。
そして、後場の半ば過ぎから一気にマイナス圏へ沈み、大引け直前には一時▲313円安まで売り込まれる場面も見られています。
その後少し戻したものの、終値は17,000円を割り込む大幅反落で引けました。ちなみに、終値が17,000円を下回るのは、2016年11月4日の「トランプ当選ショック」以来、約3年4カ月ぶりのことです。
なお、TOPIXも同じような値動きになりましたが、日中を通して一度もマイナス圏へ沈むことなく、続伸となる小幅上昇で終わりました。大幅マイナスとなった日経平均株価と大きな乖離が生じています。
東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は再び1,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は8,701万株、売買代金776億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が沈黙して盛り上がりに欠ける商いとなった結果、売買代金は再び1,000億円を大きく下回っています。
また、株価指数も反落となり、600ポイント回復へ険しい道のりが続いています。
ソフトバンクGが一時▲12%安に迫る暴落、富士フイルムHDはストップ高の大爆騰
個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が一時▲12%安に迫る暴落となり(昨年来安値を更新)、終値も▲10%超安の叩き売り状態となりました。
また、前日に▲5%超安だったファーストリテイリング(9983)も、終値が▲7%安に迫る連日の急落となっています。この2つの主力大型株の急落が主要因で、日経平均株価は大きく値を下げたと言えましょう。
その他では、ファナック(6954)やKDDI(9433)など株価指数の寄与度が大きい銘柄も急落し、日立製作所(6501)や塩野義製薬(4507)も急落したまま引けました。
さらに、不動産株が一向に下げ止まらず、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)が揃って大幅安で昨年来安値更新となったことが目を引きました。
一方、富士フイルムホールディングス(4901)が+15%超高のストップ高で引けました。
これは、中国政府が、同社の子会社が開発したインフルエンザ薬「アビガン」に新型コロナ治療での有効性があると臨床研究で確認したと発表したためですが、これだけの大型株でストップ高は滅多に見られないケースです。ただ、会社側はライセンス契約の期限切れにより、収益への寄与を否定しています。
その他では、ソニー(6758)やシャープ(6753)などハイテク株の一角が買い戻されたのが目立ちました。
新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が一時ストップ安まで売られ、そーせいグループ(4565)も急反落しました。一方、弁護士ドットコム(6027)が大幅高となっています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日経平均は大幅反落800円超安、前日の上昇をほぼ帳消し
ロイター / 2024年4月25日 16時18分
-
日経平均は大幅反落、1000円超安で今年最大の下げ 中東情勢緊迫で
ロイター / 2024年4月19日 15時30分
-
日経平均は続落、米CPI経て早期利下げ観測が後退 円安は支え
ロイター / 2024年4月11日 15時36分
-
東証大幅反落、3万9千円割れ 下げ幅一時千円に迫る
共同通信 / 2024年4月5日 16時40分
-
日経平均は反落、期初の益出し売りで 日中値幅は昨年来最大
ロイター / 2024年4月1日 15時22分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
3サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
4アキレス、シューズの国内生産終了へ コスト増や少子化など背景
ロイター / 2024年4月25日 16時27分
-
5ベッド派?布団派?「老けない」のはどっち?頑張らずに「老いない」環境を手に入れる方法【理学療法士が助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください