コロナの影響!?際立つ夫婦間の溝「俺が上」夫の態度に限界が来るまえに
LIMO / 2020年3月21日 21時15分
コロナの影響!?際立つ夫婦間の溝「俺が上」夫の態度に限界が来るまえに
ついにWHOのパンデミック宣言が出されるなど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が進む中、「コロナ離婚」という言葉をちらほら耳にするようになりました。
自宅待機や在宅勤務への一時的な切り替えなどで、夫が在宅している時間が長くなったことによるストレス、家計出費の増加といったことがきっかけでの離婚を指す言葉ですが、こういった離婚が本当に増えているのかどうかは別として、実際問題、「結婚は我慢の連続」という言葉があるように、夫に対して我慢ばかりしている妻は、決して珍しくありません。
なかには、「夫婦喧嘩にならないために」「文句を言っても仕方ないから」と、自分の気持ちを押し殺しているケースも見受けられます。今回は、そんな状況に耐える妻たちの本音と、今後の生活について考えていきます。
夫の言動に耐える妻たち
ちょっとした用事を頼んだら、「お前がすればいいだろ?」と拒否する。勝手に飲み会や義両親との食事の日を決めるくせに、妻には「俺に相談なく、勝手に予定を決めるな」と怒る。家事の分担を提案したら「お前が俺ぐらい稼いだら考えてやる」と告げる…。
このような自分勝手な夫に不満を感じている妻は、意外と多く存在しています。「妻より夫のほうが上の立場だ」といった思い込みが、こういった言動を招いているのでしょう。その背景には、そういう家庭で育ったから、周囲に「妻の言いなりになっている」と思われたくないからなど、さまざまな事情があるようです。
その一方、最近では共働き世帯が増加しています。世間の一般的な考え方も、「女性は家庭を守るもの」から「家事や育児は夫婦で協力し合うもの」へと変化してきました。「夫婦のどちらが上か」といった比較は、もう古い考え方であるともいえるでしょう。
あえて妻が働くという手も
そんな古い考えをもつ夫に対して、妻が黙って従い続けているケースも少なくありません。しかし、我慢をし続けているだけでは、いつまで経っても現状は変わらないままです。では、なぜ上から目線の夫に黙って従ってしまうのでしょうか。
その理由の1つに、「経済力の差」が挙げられます。「夫の方が稼いでいるから」「専業主婦だから」という理由で、つい夫の言いなりになってしまうのでしょう。とくに育児中の場合、自立できるほどの生活費を1人で稼ぐのは厳しい状況です。
しかし、育児や家事も大切な役割の1つ。給料こそ発生しないものの、これもれっきとした労働といえるはずです。経済力の差で上下関係を決めている夫は、家事や育児の労力を理解できていないのかもしれません。
また、子どもがある程度大きくなれば、パートとして働くという選択肢も出てきます。2020年4月から「同一賃金同一労働」が施行されると、正社員とパートの賃金格差も改善されるはず。夫婦間の経済力の差が縮まれば、「夫の考えに従わなければ」と感じることもなくなるでしょう。
まずは、家事や育児も労働の1つであることを理解してもらう、妻も経済力を持つなどのアクションを起こしてみては。夫の価値観も、少しずつ変化するかもしれませんよ。
それでも我慢が続くようなら
それでも夫との関係が変わらず、ストレスは蓄積される一方…。そんな状況に限界を感じ、「離婚したほうが楽だ」という考えに至る人もいるでしょう。「離活」という言葉もあるほど、離婚に向けて水面下で準備を進めている家庭も珍しくありません。
離婚に向けた準備というのは、離婚後の住居や収入源の確保、弁護士への相談、離婚によって審査が不利になる前にクレジットカードを契約する、などさまざま。「離婚したものの、生活が一気に苦しくなった…」といった状況に陥らないためにも、離婚後の生活のシミュレーションをしておくことが大切です。
まとめ
収入や性別を理由に下に見られている妻たちは、心の中で怒りや不満を感じているようです。一緒に過ごす時間が増えた今こそ、夫婦間の溝がこれ以上深まらないよう、夫に「家事や育児は妻がすべて行うべき」「稼いでいる方が上だ」という考えを改めてもらう必要があるでしょう。
とはいえ、一筋縄ではいかないケースもあるはず。夫婦が歩み寄れるよう努力しつつ、密かに離婚の備えをしておくのも、1つの選択肢なのかもしれません。
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