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目立たなくなったZOZOが年初来高値更新! 日経平均株価は7日ぶり反落

LIMO / 2020年6月10日 7時0分

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目立たなくなったZOZOが年初来高値更新! 日経平均株価は7日ぶり反落

【東京株式市場】 2020年6月9日

株式市場の振り返り-日経平均株価は7連騰ならず、一時23,000円割れも底堅さ目立つ展開

2020年6月9日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,091円(▲87円、▲0.4%) 7日ぶり反落

TOPIX 1,628.4(▲2.2、▲0.1%) 7日ぶり小反落

東証マザーズ株価指数 1,020.8(+8.8、+0.9%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:853、値下がり銘柄数:1,219、変わらず:97

値上がり業種数:9、値下がり業種数:24

年初来高値更新銘柄数:48、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は15億2,158万株、売買代金は2兆5,070億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場の大幅続伸という好材料はあったものの、利益確定売りに押された形です。売買代金は3兆円には届かず、2兆5,000億円レベルを維持するに止まりました。

そのような中、日経平均株価は一時23,000円割れの場面も見られるなど、約7カ月半ぶりの7連騰はなりませんでした。取引時間中の高値は23,185円(+7円)、安値は22,933円(▲245円)となり、値幅(高値と安値の差)は約252円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで7日ぶりの反落となりましたが、下落幅は小幅に留まりました。

東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は37日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億4,001万株、売買代金は1,946億円となりました。出来高は前日より大幅に増加しましたが、売買代金は概ね横ばいでした。

個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は37日連続で1,000億円を上回りましたが、3日連続で2,000億円を下回っています。出来高は大幅増加になりましたが、低位株の売買が中心だったと見られます。

なお、株価指数は堅調に推移して3日続伸となり、1,000ポイントを固める動きとなっています。

日産自動車など自動車株が急反落、EC取引で注目のZOZOが再び年初来高値更新

個別銘柄では、前日まで買戻しが続いた自動車株が、為替相場の円高進行で一転して売りに押され、日産自動車(7201)が一時▲6%安の急落となり、SUBARU(7270)、マツダ(7261)、ヤマハ発動機(7272)、いすゞ自動車(7202)なども大幅安となりました。

また、ハイテク株では半導体関連が冴えない値動きとなり、アドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)が大幅下落となっています。

さらに、株価上昇が続いた医薬品株の一角にも利益確定売りが目立ち、中外製薬(4519)、アステラス製薬(4503)、エーザイ(4523)などが値を下げました。

その他では、前日に揃って急騰した銀行株がわずか1日で利益確定売りに押され、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)などが下落したのが目を引きました。

一方、昨年秋の前澤社長退任以降、すっかり目立たなくなったZOZO(3092)が電子商取引関連で引き続き物色され、大幅高で年初来高値を更新しました。

また、コロナ禍による外食産業の勝ち組になりつつある日本マクドナルドホールディングス(2702)に見直し買いが入り、再び年初来高値更新となったことが注目されたようです。

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