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くら寿司、既存店・全店売上高がともにマイナス成長、6月から一歩後退(2020年7月)

LIMO / 2020年8月18日 12時0分

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くら寿司、既存店・全店売上高がともにマイナス成長、6月から一歩後退(2020年7月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「くら寿司」を運営するくら寿司(2695)の、2020年7月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年8月4日に更新された、くら寿司の2020年7月既存店売上高は、対前年同月比92.3%。内訳としては客数83.1%、客単価111.0%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずにマイナス成長となりました。

また全店売上高も98.1%で、既存店・全店ともにマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は10月決算)。

既存店売上高は今期9カ月を経過し、プラス成長3カ月・マイナス成長6カ月となりました。新型コロナウイルス問題の影響下、対前年同月比で3月84.5%、4月51.9%、5月80.0%、6月97.4%、7月92.3%と推移しています。6月はプラス成長まであと一歩となりましたが、7月は一歩後退しました。

一方で全店売上高は2月まで4カ月プラス成長が継続の後、3月89.7%、4月54.7%、5月84.5%、6月102.1%、7月98.1%となりました。6月はプラス成長を回復したものの、7月はマイナス成長に転じています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2020年1月の高値5,880円を付けた後に下降する中で、2月からの株式市場全体の下落もあり、4月に安値3,145円を付けました。その後の反発により、5月後半に5,200円台を回復しています。しかし反落し、現在は4,700-4,800円付近で取引されています。

緊急事態宣言解除を受けた6月の売上高は、全店がプラス成長となり、既存店もプラス成長目前となりました。しかし7月は、両者ともにマイナス成長と一歩後退しています。8月は既存店・全店揃ってプラス成長を果たすことができるのかが注目されます。

くら寿司の過去1年の株価推移

(/mwimgs/2/7/-/img_27ac39a29075b6416abbaadadf117620132745.jpg)

拡大する(/mwimgs/2/7/-/img_27ac39a29075b6416abbaadadf117620132745.jpg)

参考資料:月別推移(https://www.kurasushi.co.jp/upload/ir_20_08_04month.pdf)

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