産後ママが「こんなはずじゃなかった!」と感じる4つのこと
LIMO / 2020年8月15日 10時0分
産後ママが「こんなはずじゃなかった!」と感じる4つのこと
3人の子どもを育てる筆者は、生活のほとんどを子どもと家族に捧げる生活を続けて早8年。3度の妊娠出産を経験し、産後や産前の気持ちの移り変わりやトラブル・子育ての大変さや夫婦間トラブルなど、様々な問題に直面してきました。
そこで今回は、産後のママたちが感じてしまいやすい「こんなはずじゃなかった!」というエピソードをご紹介します。特に初めて出産される方は、産後に抱えやすいトラブルを事前に知っておくことで、対策につなげたり心構えをすることができますよ。
産後の抜け毛で前髪ができる
産後は髪の毛が抜けてしまいやすく、多くの女性が「産後の抜け毛」に悩まされています。筆者は学生時代から「黒髮のワンレンストレートヘア」を死守しており、長い前髪が自慢でした。
しかし、産後半年を経過した頃からなぜか「前髪」が出現!慌てて美容師の友人に尋ねてみると、産後はホルモンバランスの急激な変化によって「生え際を中心に毛が抜けやすくなる」と言われました。
顎下までの長い前髪が好きだったのに、産後の抜け毛によって強制的に前髪が作られてしまい…結果的に、自然にできた前髪に合わせて、長かった前髪もカット。
産後はとにかく赤ちゃんのお世話が忙しく、ゆっくりと自分の毛髪ケアをしている時間はないので、できれば出産前に髪のケアをしておくことをおすすめします。そして、高確率で産後の抜け毛は起こるため、前髪をどうするのかについてもしっかりと考えておくと良いかもしれません。
授乳疲れが半端ない
筆者は完全母乳で子どもたちを育てましたが、長男・次男の授乳ではかなり「授乳疲れ」しました。育児本などでは「3時間おきに授乳」などと書かれていることも珍しくありませんが、育児本通りになるとは思わない方が良いでしょう。
なぜなら、筆者は基本的に「1〜2時間おきの授乳」を日課としており、夜中などは「30分おきに泣いて起きてくる」ことも度々あったため。
寝不足になってしまうのはもちろんですが、1日に何十回も授乳をすることで乳頭が切れて出血…それでも授乳はしなければいけないため、血を出しながら・歯を食いしばりながら授乳を続けていました。
その他にも、授乳トラブルとして有名な「乳腺炎」もよく患ってしまいやすいトラブルです。乳房が岩のように硬くなり、40度近くの高熱を出すこともあります。「出産がゴール」ではなく、出産は単なるスタートラインに立っただけなのですね。出産でボロボロになった体に鞭打って、その日からすぐに開始されるのが授乳です。
赤ちゃんに母乳を与えている母親の姿は尊くなるほど美しいですが、現実は様々なトラブルや困難が待ち受けているのです。
ほぼ毎日すっぴんに部屋着で過ごす
赤ちゃんが生まれると、しばらくは赤ちゃん中心の生活が続きます。赤ちゃんが寝ている時は一緒に寝て、赤ちゃんが起きたら授乳やオムツ替えなどのお世話に時間を費やすことになるでしょう。
そのため、産後は産前に比べて外出する機会がぐっと減り「1日中すっぴん」「ずっと部屋着のまま」という人も珍しくありません。筆者は昔から眉毛が薄く、夫の前でも必ず眉毛を描いていました。しかし、出産を機に「眉なし生活」がスタート!慣れない赤ちゃんのお世話でクタクタ&寝不足なので、とても眉毛を描く余裕がありませんでした。
そして、1日中家にいるので朝から夕方までずっと同じ部屋着ですごし、夫が帰宅する時間帯に焦って洋服に着替えるという日もあったほど。そんな生活をしばらく続け、子どもがハイハイを始めた頃。久しぶりに外出しようとメイクポーチを取り出すと、なんと化粧の仕方をすっかり忘れている自分に驚愕したものです!
その間、夫は何も言いませんでしたが、きっと「もう少しキレイにしたら?」と内心思っていたに違いありません…。
カップラーメンを食べようと思ったら起きる
赤ちゃんのお世話をしながら自分の食事を作るのは、至難の業だと言えます。授乳育児のために栄養バランスを考えて食事をしていた筆者ですが、たまにはカップラーメンで手抜きしたい日だってあります。
赤ちゃんをお昼寝させてからカップラーメンを1人ゆっくり食べようとすると、そんな時に限って寝室から「オギャ〜」と鳴き声が聞こえてくるではありませんか。「今お湯を入れたばっかりなのに…」「せめてお湯を入れる前に起きてくれたら…」「カップラーメン食べたかったなぁ…」という思いが頭をぐるぐる回る中、起きてしまった赤ちゃんを再び寝かしつけます。
そして当然、カップラーメンの蓋を開けると水分が全くない、伸びきった麺に仕上がっていました。
このように、育児中には「たった5分程度で事足りる食事」が叶わないことも珍しくありません。伸びたカップラーメン以外にも「焼き時間をオーバーしてパンが丸焦げになった」「温かいご飯をしばらく食べていない」というママたちもいて、育児をしながらの食事作りがいかに大変かを思い知らされます。
それでも子どもは可愛い
産後はホルモンバランスが急激に変化する人が多く、産後うつになりやすいとも言われています。精神的にダメージを受けやすい時期なのに、24時間体制で赤ちゃんのお世話をしなければならず、参ってしまうママたちを多く見てきました。
産後は「自分が想像しているよりもずっと厳しい日が続くもの」と捉え、夫婦でどのように育児や家事を分担していくのか、実家や義実家にどの程度お世話になるのかについても事前に話をしておくと良いでしょう。
命がひとつ誕生するということは、親が背負う責任も重く大変な毎日が続くということ。しかし、いくら寝不足になっても髪の毛が抜けてボロボロになっても、子どもの寝顔や笑顔を見ているとすべて許せてしまうから不思議なものです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
3児のママ、楽しく“産後ダイエット”したら…… 変身した姿に「かっこいー!」「私もまた頑張ろうと思えた」【海外】
ねとらぼ / 2025年1月22日 12時0分
-
ショートヘアイメチェン話題の鷲見玲奈、産後抜け毛の苦労明かす「不安でしょうがなくてストレスで」
モデルプレス / 2025年1月15日 13時53分
-
産後の生活・育児「思っていたより大変だった」8割、産後生活のリアルが明らかに
PR TIMES / 2025年1月15日 10時45分
-
バイエル薬品「エレビット(R)」がベビーカレンダーアワード2025「葉酸サプリ部門」大賞を受賞
PR TIMES / 2025年1月14日 15時45分
-
「子どもは無痛分娩で産みたい」という妻。費用が高額なイメージですが、「出産育児一時金」があれば負担は少ないでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月9日 5時20分
ランキング
-
1今年も大量廃棄「ご利益なんてない」売れ残った恵方巻きに疑問噴出、米不足も批判に拍車
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 8時0分
-
2「五十肩」を最もスムーズに改善する方法…じっと安静はダメ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
3「那智の滝」で滝つぼ凍る 和歌山の世界遺産、白く雪化粧
共同通信 / 2025年2月5日 10時26分
-
4部屋を整理していたら、使っていない「クレジットカード」を3枚発見…!すぐに解約したほうがいい?
ファイナンシャルフィールド / 2025年2月5日 4時30分
-
5「23歳と29歳の時、突然クビに」2社を不当解雇で訴えた男性。総額4700万円の和解金を勝ち取れたワケ
日刊SPA! / 2025年2月5日 8時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください