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うわ、失敗した…「私の転職失敗談」これだけは気をつけた方が良いと思うこと

LIMO / 2020年9月7日 18時45分

うわ、失敗した…「私の転職失敗談」これだけは気をつけた方が良いと思うこと

うわ、失敗した…「私の転職失敗談」これだけは気をつけた方が良いと思うこと

皆さんは、転職活動の際にどのような点に着目しますか?「給与」「福利厚生」「やりがい」など、人によって重視するところは異なりますが、多くの人は「働きやすい会社だったらいいな」と思っているのではないでしょうか。

そこで今回は、今までに5回以上は転職を繰り返した筆者が実際に体験した「転職失敗談」をご紹介します。

面接時にわかるブラック企業の特徴などについてもまとめるので、ぜひ転職活動に活かしていただければと思います。

若い頃は「転職を繰り返す」人が多い?

㈱マイナビが調査した『マイナビ転職動向調査』(https://www.mynavi.jp/news/2019/04/post_20002.html)によると、転職者の割合は年々上昇していることが明らかになりました。特に20代男女の転職率が増加していて、転職に前向きな姿勢を示している20代は7割を超えています。

現在は3人の子どもを育てながらフリーランスライターとして活動している筆者も、20代の頃は自分の進路に悩み、転職を繰り返しながら進むべき道を探っているような状況でした。

若い頃は「自分の理想」と「現状」に板挟みになることも珍しいことではなく、些細なきっかけによって転職を繰り返してしまう人もいるでしょう。

仕事は人生の多くを捧げる重要なポイントと考えるならば、仕事を充実させられるかどうかで自分の人生が大きく変化してしまうと言っても過言ではないはずです。自分の将来をしっかり考える人は特に、現状に疑問や不安を抱いて転職活動を始める人も少なくありません。

転職活動をする人の割合が増えている今だからこそ、転職を成功させるためにちょっとした着目点を意識して面接に挑んでみてはいかがでしょうか。

いつも求人を出している企業は要注意

筆者は20代の頃、5回以上は転職を繰り返しています。特に20代前半は社会性が低く実体験も少なかったため、自分にとっての「今すべきこと」が明確に見えていませんでした。そのため、転職時の面接でも適切な応答ができず、面接官の「意味深な質問の裏にある意図」を汲み取れず、結果的にすぐ離職してしまうこともありました。

筆者が最も印象に残っている転職失敗談は、「ブラック企業に引っかかってしまったこと」です。

その企業は地元でも有名な教育機関でしたが、なぜだか「コンスタントにスタッフを募集」していました。若かった筆者は「働きやすい企業は滅多に求人を出さない」「求人を出したとしても一般公開は稀」という機転が利かなかったため、まんまとブラック企業の餌食になってしまいました。

働いてみると、人間関係はボロボロだし労働基準法には沿っていないし、とても安心して働ける環境ではありませんでした。これがきっかけとなり、「名が通っている企業なのに、なぜか毎回求人を出している」という危なさに気がつきました。

本当にスタッフが足りなくて毎回求人を募集しているところもあるかもしれませんが、ブラック企業では「人がどんどん辞めていくので毎回求人募集をするしかない」という現状があるのも事実です。

面接時に「給与」の説明がない企業はNG

若かりし頃は、仕事に対してどのくらいの情熱を捧げられるかによって合否が決まると信じていた筆者。面接時には自分のやる気や能力を最大限にアピールし、給与のことは一切聞きませんでした。なぜなら、お金の話をこちらからしてしまうと、結局「お金目当て」と思われてしまうのが嫌だったからです。

そして転職活動を繰り返していくうちに、お金(給与や待遇)のことを第一に話してくれる企業と、こちらが聞くまで一切口にしない企業の2通りが存在していることに気がつきました。

結論から申し上げると、いい企業や社員を大切にしてくれる企業は例外なく、面接時にしっかりと給与や待遇面の詳細を伝えてくれます。

一方で、お金のことにあまり触れようとしなかったり、こちらが口を開くまでは何も言い出さない企業の場合は、ブラック企業の可能性を考えてもいいかもしれません。

給与の説明がほとんどなかった企業に就職した際は、就職後に暗黙のサービス残業ルースが存在していることや、給与から天引きされる額が多かったりしたものです。

逆に、採用前にしっかりと給与や処遇についての説明があった企業は、入社後も実力に応じて特別報酬が出たり昇格につながったりと、雇用される側の気持ちを常に汲んでくれていたと感じています。

「お金の話」を面接時にするのは失礼になると思うので、現在もその姿勢は変わっていません。しかし、逆に今では「どの時点でお金の話をしてくるのか」によってその企業の誠実さや姿勢を垣間見れると思っています。

スキルアップのためには転職も前向きに捉えよう

20代の転職率はどんどん上昇していますが、転職することは決して悪いことではありません。しかし「面倒な仕事が多いから」「もっと楽して儲けたいから」などの理由で転職を繰り返す場合は、転職先でも満足できずに不満を抱えることになる可能性もあるでしょう。

転職が自身のスキルアップにつながるように、今の状況にも感謝をしつつ、将来的なビジョンを広げながら客観的に自分を見つめてみてください。

参考

『マイナビ転職動向調査』(https://www.mynavi.jp/wp-content/uploads/2019/04/%E3%80%90%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%91%E8%BB%A2%E8%81%B7%E5%8B%95%E5%90%91%E8%AA%BF%E6%9F%BB2018.pdf)(2019年)㈱マイナビ
調査期間:2019年2月21日(木)~2月25日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2016年~2018年に転職した方
有効回答数:1,000名(2018年転職者500名、2017年転職者250名、2016年転職者250名)

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