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いい人の仮面をかぶったトラブルメーカー!?「勧誘系」ママから距離を置くには

LIMO / 2020年12月3日 20時15分

いい人の仮面をかぶったトラブルメーカー!?「勧誘系」ママから距離を置くには

いい人の仮面をかぶったトラブルメーカー!?「勧誘系」ママから距離を置くには

家事に育児に頑張るママたちは、いつも家族のためになることはないか、もっと良いものを提供してあげられるのではないかと一生懸命。毎日忙しい中で本を読んだり勉強をしてみたりと、見識を深めている家族思いのママもいるようです。

しかし、一生懸命やったがゆえに身近な人とのトラブルに巻き込まれてしまった…なんて例も。みなさんは過剰な「良かれと思って」がきっかけで、トラブルに巻き込まれたなんて経験ありませんか?

家族の健康やおいしい笑顔のために

幼稚園に通う2人のお子さんを持つHさんは4人家族。好き嫌いの多いお子さんのために、おいしくて健康に良いレシピの勉強をしていたそうです。また、Hさん自身も冷え性や貧血に悩んでおり、一度しっかりと食事の見直しをおこなおうとしていたところでした。

「その話を息子の習い事のママ友に何気なくしたんです。上に小学生のお子さんがいるその方は『わかる!私もそうだった』とすごく共感してくれて。参考になるサイトを教えてくれたり、自分が使った本やテキストを貸してくれるようになりました。自分ひとりで調べるよりもわかりやすく、子供たちも食いつきのいいレシピがあったりとすごく感謝していました」

食の話題で以前より距離が縮まったというHさんたちでしたが、ある日を境に親切なママ友との関係に変化が訪れたといいます。

ショップ主を「先生」と呼ぶ

レシピや本などで知識を増やしていったHさん。ある日そのママ友から通販サイトのURLが送られてきたといいます。

「このお水を取り寄せて飲むとホントにいいから!」とメールには書いてあったそうですが、Hさんの家には浄水器がすでに取り付けられていました。ただ、Hさんは日ごろの付き合いを感じ一度だけのつもりで購入してみることに。「料理に使ったり頻繁に飲むといい」とのことでしたが、特に特別おいしいわけでもなく、便通がよくなるわけでもなかったそうです。ただ、おすすめ品を購入したという事実だけは報告しておこうと思い「難しいことはわからないけれど、まろやかだった気がする」とだけメールをしておいたそうです。

すると、ママ友からすぐに着信が。「他のものと全然違うでしょ⁈続けるとすごくいいんだよ!」とかなりの勢いで語りだしてきたんだとか。挙句、ショップに顔写真が載っていた店主のことを「先生」と呼んでいる姿に違和感を覚えたHさん。なんとなく今まで感じていたいい印象が壊れていくのを感じたそうです。

エスカレートする善意

その後も、ママ友は会うたびに先生と呼ばれる店主がブログで語っていた内容をHさんにしつこく伝え、それらを実践しているかチェックするように。迷惑だと思いつつも、子供たちは今後も付き合い続けなければならないため、なるべく角がたたないように「最近はちょっと忙しくてできていない」と返事をしたそうです。

そんなHさんの意志を全くくみ取らないママ友は「忙しくてもできそうなもの見つけておいたよ」といってURLを送ってきたり、一緒にセミナーに参加しないかしつこく聞いてきたりと、以前のような「親切な人」の枠を明らかに超えた姿に豹変していったそうです。

「相変わらず言葉遣いはやさしいし、他のママさんたちにはそういったものを一切勧めている様子もないので、なかなか周囲に相談することもできなくて。主人も怪しいと思っているようで、彼女の話をするのを嫌がるようになってしまいました。息子の習い事にいくことがだんだんストレスになってしまったため、意を決して彼女に『本当に忙しいから、もうそういうものと関わる時間はないんでごめんなさい』と伝えました。すると、彼女はすごく驚いた顔をしていいました」

ハッキリと拒絶したHさんに対し、怒るというよりも静かな声で口を開いたママ友は「主婦なのに、家族のために頑張る時間が取れないなんてことあるのね」と本当に驚いた表情をしたそうです。

「カチンとしましたが『ここでグッと我慢すれば彼女との縁が切れるはず』と思い、悔しい気持ちを我慢した」というHさん。最初の頃親切にしてもらい、いろいろ教わったことはとても感謝しているそうですが、「先生」への妄信的ともいえる態度を見てからは、一歩間違えたら自分もああなってしまったのかもしれないという怖さを感じたそうです。

共通の友人のいない危うさ

今回のトラブルは、1対1の関係ゆえに相手のバックボーンが見えなかったこともあるのでは、というHさん。他のママ友とはあいさつ程度の方だったからこそ、彼女が何に重点を置き、そこに取り込もうとしているのかが見えてこなかったのかもしれないと思ったそうです。

彼女がその人によって救われたことは否定するつもりはないそうですが、決して安くはない商品や、ちょっと怪しく感じる情報発信を鵜呑みにして友人に教えてしまうのは、ママ友界ではタブーといえるのかもしれません。

「決して騙そうとしていないことがわかるからこそ、怖いし難しい」そんなママ友とのトラブルに巻き込まれないためにも、あまり背景がわからない人には余計なことは言わない方がいいかもしれない、そんな風に語ってくれました。

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