【目からウロコ】ツイッターで人気の “焼きレタス”に注目!シャキくたっ食感がたまらない…どんな味?作り方は?
LIMO / 2021年7月9日 19時15分
【目からウロコ】ツイッターで人気の “焼きレタス”に注目!シャキくたっ食感がたまらない…どんな味?作り方は?
キャベツといえば「ロールキャベツ」、茄子といえば「麻婆茄子」…などなど、野菜が主役の料理というものはたくさん思いつきます。ところがレタスは?“レタス料理”って、パッと思いつきますか?なんなら「サラダ以外で食べた記憶がない」なんて人もおられるかもしれませんね。
そんなレタスをたくさん買い込みたくなってしまうようなナイスアイデアを、全農広報部のツイッターアカウント(@zennoh_food(https://twitter.com/zennoh_food/status/1410532817667182594))がツイート。投稿から1日で約4500件のリツイート、1万件のいいねを集め話題になっていました。
レタス、一玉は食べきれん…と買うのをためらっている方へ。レタスは焼いても旨いのでお試しを。縦1/4にカットして焼くだけ。あのシャキくたっ食感(←伝われ)に香ばしさが加わりいい感じなんです。味付けはお好みで、私は粉チーズが合うと感じました!脇役多めのレタスが主役な素敵メニューなので再掲(@zennoh_foodより引用)
紹介された作り方はとっても簡単。レタスを縦4分の1に切ったら、フライパンにバターをしいて焼き目がつく程度まで焼いていきます。これなら「もう一品ほしい」おかずとしても、塩味をいかしてオツマミなんかにも良さそうです。
この投稿に対して、多くの読者の皆さんからは「味噌汁に入れるのもいけます!」「ぼくはレタスを具にしたチャーハンが大好きです。特に中華だしの味が美味しいですが、いろいろな味で楽しめると思います」「シウマイをフライパンで作るときに千切ったレタスを山ほどシウマイの下に敷くととても美味しい」などさまざまなアイデアが。ぐぬぬ、どれもとっても美味しそうです。
焼きレタス、作ってみた
それにしても、レタスをバーベキューのように豪快に焼いてしまう発想、たしかにありませんでしたね。ということで筆者も自宅で試してみました。どんな味なんでしょうか?
実際に作った筆者のおすすめは…
バター10グラムほどをフライパンで溶かしてからレタスをイン。次第にパチパチと水分が飛ぶ音とともに香ばしいにおいが…。
なかなかボリュームがあるレタスも、焼いて水分を飛ばすことで小さく縮んで食べやすくなりました。肝心の味は、バターの塩気とコク、葉のシンナリしつつもシャキシャキ歯ごたえのマリアージュがシンプルながらも美味。アカウントでは味付けは粉チーズをおすすめしていましたが、カロリーが気になる場合は黒胡椒でも。
ちなみに芯を切り取ってから焼いてしまうとフライパンの中でバラけてしまうので、最終的な“映え”も気になる場合は焼いてから、食べるときに芯を取り除くほうがいいかもしれません。味には影響ありませんが。
食卓で高まるレタスの存在感
レタス、実は“アレ”の仲間?
さて最後にちょっとしたトリビアを。皆さん、レタスはキク科、つまり菊の仲間だということをご存知でしたか?岐阜大学教育学部理科教育講座のウェブサイトによれば、キク科の中でも「タンポポ亜科」に属するレタスは、その名の通り、タンポポの仲間なんだそうです。ちなみに似たような見た目のキャベツは「アブラナ科」だそう。実は異なる種類の野菜だったんですね。
独立行政法人・農畜産業振興機構によると、野菜全体の消費量が減少する中でレタスの一人あたりの購入量は増加。平成23年に一人あたりの年間購入量は1861グラムでしたが、7年後の平成30年には2107グラム。すなわちレタス一玉分ほど増加しています。
また小売価格についてもジリジリと値を上げており、同じく平成23年には1キログラムあたり440円だったレタスは、7年後の平成30年には503円。価格は上昇しているのに年間の購入量は増えているというあたり、人気の根強さを感じさせます。健康志向が高まる中、サラダに欠かせないレタスの存在感は増しているようです。
手軽にレタスを消費できる“焼きレタス”。これを機会に代表的なレタス料理となれるのか?しばらく注目していきたいですね。
参考資料
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)キク科の植物図鑑(http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/KYO/seibutsu/syokubutsu/hishi/kikuka/index.html)
レタスの需給動向(https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/1911_yasai1.html)(独立行政法人・農畜産業振興機構)
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