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【iDeCo】10年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?

LIMO / 2021年11月21日 8時0分

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【iDeCo】10年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?

いま、注目を集めている資産運用の方法のひとつにiDeCo(イデコ)があります。

とくに、老後の資金不足が不安な人や、投資の初心者の方に人気です。ただ、「本当に得するの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、実際に企業DCからスタートし、転職後にiDeCoでのつみたて投資を継続し、運用した結果、資産残高1000万円を突破(下記画像)したRさん(40代・男性・会社員)に気になることを聞いてみました。

(/mwimgs/4/4/-/img_44836c847b72f4bd51a12e21903e99107084.png)

拡大する(/mwimgs/4/4/-/img_44836c847b72f4bd51a12e21903e99107084.png)

Q1.iDeCoをはじめたきっかけは?

以前勤務していた金融機関に企業DCがあったのですが、2012年に退社し、その後転職した際、転職した会社(サービス業)に企業DCの制度がなく、イデコに切り替えました。

したがって、先の拠出金累計額は企業DCからの分と、その後にiDeCoでの拠出分が含まれています。

Q2.どのような運用をしたか?

掛金は毎月私のケースでは制限いっぱいの2万3000円です。

世界株式に投資ができるインデックスファンドとアクティブファンドの両方に大体半分ずつくらい投資をしています。

私は40代なのですが、自分の年齢を考えると、20年以上といった長期で資産ができていればいいと思うので、債券ファンドや債券が組み込まれているバランス型ファンドには興味はないですね。個人的な意見でいえば、資産形成層は資産を分散しないで株式に集中して資産拡大を狙った方がいいかと思います。

最近だと、ロボットアドバイザーなどが手軽なので興味がある人もいるかと思いますが、結局株式以外にも資産を分散してリスクを抑えた結果リターンが限定されるので、株式一択にしています。

また、世間の積立投資ですとインデックスファンドが人気がありますが、長期でインデックスのパフォーマンスを大きく上回っているアクティブファンドも実際には存在します。そういったアクティブファンドもしっかり組み込んでいます。結果的にパフォーマンスを見る限りはアクティブファンドを持っていて良かったなと思います。

画像では拠出金累計額が出ていますが、以前勤務していた会社を退社した際に運用していた分が一度解約することになりましたので、実際の拠出額はもっと少ないですね。約10年間のリターンでいえば、49%増えているので、しっかりリスクをとってよかったなと思います。

Q3.iDeCoをやってみてよかったこと、難しかったことは?

イデコをやってよかったというのは、結果論ですが資産が増えているということ。また、毎年の年末調整で所得控除があり、節税ができていることでしょうか。

ただ、実際に投資信託を選ぶ際に、そもそもの品揃えが多すぎて(かつ魅力的でない商品も多いし、商品の入れ替えがほぼないので本当にいい商品なのか迷います)選び難いというのが難点ですね。私が使っている金融機関のネットの画面もあっさりしたもので、他の方はどのように投資商品を決めているのか疑問に思います。

普通に証券口座を開設して投資をするなら、インデックスファンドやアクティブファンドの品ぞろえも多く、自由に商品選択できますから。

資産運用にはリスクが伴う

今回は実際にiDeCoで利益を出したRさんにお話しを伺いました。「約10年間のリターンでいえば、49%増えている」と聞いて驚いた方もいるのではないでしょうか。

ただ、これはあくまでリスクを上手にとったRさんのケースであり、資産運用にはリスクが伴うのもまた事実。利益を出したRさんでさえ商品の選定に迷うほど、投資の世界は奥が深いのでしょう。政府が推し進めるiDeCoとはいえ、メリットと注意点をしっかり理解したうえで、やってみるかどうかを考えた方が良さそうですね。

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