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猫の体調管理にIoT技術の波!費用相場は?

LIMO / 2021年12月18日 17時30分

猫の体調管理にIoT技術の波!費用相場は?

猫の体調管理にIoT技術の波!費用相場は?

猫の健康管理にハイテク技術が応用されています。カメラやセンサーなどで猫を常時モニタリングしてくれるので、子猫の成長記録、肥満の体重コントロール、シニア期の体調変化などにも活用され、ご長寿猫の手助けとなっていることは間違いありません。

猫の体調をどのように管理している?

猫の食欲・飲水・排泄・睡眠・休息・歩行・活動の7つの行動が自動で記録でき、インターネットを経由して、携帯から猫の様子を把握出来ます。排泄に関しては、1日のトイレの利用状況や排泄量を計測してタイムラインで記録され、携帯でいつでも見られます。

そして、「いつもどおり」、「おしっこの量が減少」、「先週より体重が増えています」など変化の度合いを3段階で表示してくれます。特にトイレ滞在時間は泌尿器系疾患の早期発見につながるので、猫にとってとても有難い機能です。

これまでインターネットに繋げられるものは、パソコンやスマートフォンなどの通信機器などに限定されていたものが、家電でも自動車や工場の機械でもあらゆるものがインターネットに繋がるようになりました。この繋がる本体をデバイスと言い、遠隔操作だけでなく、情報を自動的にリアルタイムで集計してくれるので、猫のお世話も快適なものになりました。

これらは「loT(アイオーティー)」デバイスを駆使したペットサービスで、「次世代型・猫の飼育管理方法」とでも言うべきものです。対面の温もりが安定している状態で活用するのであれば、猫も納得でしょう。

猫のIoTサービスにかかる費用とは?

IoTとは、Internet of Thingsの略で、あらゆるものをインターネットに接続し、利便性を向上させる仕組みのことです。機器を使って猫を管理することの是非はともかく、そこにかかる費用はどのようなものか、下記に記してみました。

例えば、「Toletta」は、カメラ付きトイレとなっており、本体は0円、月額1078円(税込)、電源はコンセントからとれます。猫がトイレするたびに動画と静止画で自動記録してくれます。猫の行動を24時間365日記録し、毎日の体重、尿量、排尿回数、入室回数、滞在時間、前回トイレ使用時からの経過時間などがモニタリングできます。トイレはセンサー部分とシステムトイレ部分が外せるので温湯で掃除することが可能です。

「Catlog Board」は、いつも使用しているトイレの下にCatlog Boardというデバイス(受信機)を置くだけで自動的に記録してくれます。猫にはこの専用首輪をつけることで記録され、こちらも猫の行動を24時間365日記録し、毎日の体重・尿量・排尿回数・排泄量・排泄回数などがモニタリングできます。

また、尿の量を10g単位で計測出来るのも優れたポイントです。

価格は、デバイスの本体価格1万6820円(税込)とアプリの月額利用料金580円(税込)が必要です。電池式となるので、電池の交換が必要になります。

どちらのサービスもスマートフォンで簡単にチェックでき、猫の健康状態を管理できる優れものです。このアプリ機能から、1日の様子や今の様子が分かるだけでなく、食事と活動のカロリーバランスを計算し、健康的な食事をサポートしてくれる機能まであります。そして活動量をグラフで表示してくれるだけでなく、普段と異なる行動パターンを検知した場合、アプリで知らせてくれます。

また、数人で猫の行動を共有することも可能です。ただしどちらも無線LANの環境は必要になります。

これらの様子は猫の健康管理にとても重要で、グラフなど時系列の推移から、猫の体調の変化などが、いち早く察知出来るので、飼い主も猫もより安心した暮らしが出来ます。

全自動猫トイレとは?費用は?

他にも「全自動猫トイレ」というペット家電があって、こちらはトイレの出入りを感知して、自動でドームが回転してお掃除をしてくます。こちらもアプリにつないでデータをグラフ化して記録する機能が搭載され、ドーム回転後のダストボックスにはUVを照射して除菌する機能も付いています。猫砂は固まり具合などメーカーや機種によって違いがあります。価格は1万円前後~10万7670円(税込)と幅があります。

愛猫を日常的にアプリでチェック出来るということは、猫にも飼い主にも優しいサービスです。ところが、猫は人の思う通りにならないところがあって、必ずしもいつものトイレでするとは限らなかったりします。気に入らないとワザと粗相したり、困ることを意識していたりします。

そもそも首輪を嫌がる猫もいますし、機器の音にびっくりして近寄らなくなる猫もいたりします。大切なのは、日頃からの猫との対話があって、あまりIoTツールに頼ると猫は機械に嫉妬してしまうのではと思ったりしてしまいます。

参考資料

Toletta公式サイト(https://jp.tolettacat.com/)

Catlog Board公式サイト(https://rabo.cat/board/)

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