【ガーデニング】春の庭で咲かせたいオススメの花7選！今から植えられる品種を紹介

店頭にも春の花が並び、そろそろお庭も春の準備を始める時期になってきました。

春の庭に思いを馳せながら、今から楽しめる花苗を植えてみませんか？

今回は、春の庭で咲かせたいオススメの花について紹介します。

春の庭で咲かせたい！オススメの花7選

それでは春に向けて、いま植えたいおすすめの花の紹介です。

ローダンセマム

Ioana Rut/Shutterstock.com

キク科ローダンセマム属

北アフリカ、スペイン原産

シルバーがかった葉色と、大人可愛いピンクやクリーム色の花が特徴的なローダンセマム。秋冬の時期に植えると株が大きく育ち、春に花がたくさん楽しめます。花茎も長いので切り花にもオススメです。

耐寒性はありますが、多湿や夏の暑さはやや苦手。花が終わったら梅雨前に切り戻しをして、風通しをよくします。咲き終わった花は株の消耗や病気を防ぐためにも、茎のつけ根から切り取りましょう。

イベリス

Emily Goodwin/Shutterstock.com

アブラナ科イベリス属

ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産

真っ白な小花をたくさん咲かせるイベリス。耐寒性が強いため冬から育てることができ、コンパクトな品種は寄せ植えにも人気です。多湿には弱いのですが、暑さにも耐えられる丈夫な性質です。

日当たりと水はけがよい環境が元気に育つポイントです。根鉢を崩さないように植え付け、花が咲き終わったらこまめに花がら摘みをしましょう。

フレンチラベンダー

Jana Kollarova/Shutterstock.com

シソ科ラベンダー属

地中海沿岸原産

先端にあるウサギの耳のような苞葉が人気のフレンチラベンダー。葉色もグリーンからシルバーまで豊富で、1年を通してカラーリーフとしても楽しめます。

とても香りがよいハーブなので、花がきれいなうちに収穫してドライフラワーやポプリにするのもおすすめです。花後に切り戻しをして風通しよく育てると、長い年月楽しめます。

アリッサム

Max_555/Shutterstock.com

アブラナ科アレチナズナ属（アリッサム属）

地中海沿岸原産

小さな花をボール状にたくさん咲かせ、横に這うように生育するアリッサム。色は白が代表ですが、他にも紫や黄色、ピンクなどがあります。寄せ植えにもグランドカバーにもなってくれる頼れる存在といえるでしょう。

乾燥に強く丈夫なので、初心者にもおすすめ。近年は夏の暑さに強い「スーパーアリッサム」という品種も人気。花後は花がら摘みをすることで、こんもりときれいな状態を長く楽しめます。

アネモネ

TOMO/Shutterstock.com

キンポウゲ科アネモネ属

地中海沿岸～ヨーロッパ南部原産

アネモネの魅力は球根で毎年楽しめるだけでなく、咲き方も一重から八重咲きなどあざやかで多様な花色も魅力のひとつ。新品種もどんどん作出されています。

初心者は苗から挑戦してみるのがおすすめ。寒さに当てないと蕾ができない性質なので、冬から屋外で育てましょう。2月下旬から5月頃まで、冬のうちから長く花が楽しめます。

ラナンキュラス

Bilal Hafeez3249/Shutterstock.com

キンポウゲ科キンポウゲ属（ラナンキュラス属）

中近東～ヨーロッパ南東部原産

薄く繊細な花びらが重なる様子が美しく、切り花でも人気のラナンキュラス。花色や咲き方もさまざまで、冬から育て春の庭を華やかに彩ってくれます。

球根から育てることもできますが、初心者の場合は苗から育てるのが手軽でおすすめ。過湿や風通しに気をつけて育てましょう。花を多く咲かせるために肥料をたくさん必要とします。用量を守って定期的に施肥をしましょう。

ヒヤシンス

Kateryna Mashkevych/Shutterstock.com

ユリ科ヒアシンス属

地中海沿岸原産

ヒヤシンスは地植えや鉢植えなどの土壌や水耕栽培でも生育が可能。冬の時期はポットに植えられた芽出し球根の状態で販売されています。

花数が多く豪華なダッチ系、花数が少なく草花のような趣の花を咲かせるローマン系などの品種があります。ヒヤシンスは単体でも楽しめますが、パンジー・ビオラやアリッサムなどと一緒に寄せ植えにするのもオススメです。

ヒヤシンスを咲かせるには日光と冬の寒さに当てることが大切。基本的には屋外で管理しましょう。春になるとヒヤシンスの花が咲き、雰囲気がガラリと変わるので変化と共に寄せ植えを長く楽しめます。

まとめにかえて

早めに花苗を植えた分、月日とともに株も充実するので春に多くの花が楽しめます。

これから春にかけて、さまざまな花が続々登場するので、ぜひ参考にしてみてください。