「手抜きじゃない」主婦の味方【売れてる冷凍食品】ランキングTOP5

忙しい日々の食卓を陰で支える冷凍食品。買い置きができ、お弁当にも使いやすいとあって、毎日活用している方も多いのではないでしょうか。

一般社団法人日本冷凍食品協会が令和3年4月に公表した、「“冷凍食品の利用状況”実態調査結果について（https://www.reishokukyo.or.jp/wp-content/uploads/2021/04/reseach2021-1.pdf）」（調査期間：2021年2月20日～22日／対象：全国の25歳以上男女1250名）によると、コロナ禍をきっかけに冷凍食品の新規利用者が大幅に増加しているそうです。

そこで今回は、ウレコン「冷凍調理」の売れ筋ランキングから、人気のトップ5を紹介いたします。あなたのお気に入り商品は入っているでしょうか？

冷凍食品は「手抜き」⁉

2020年には、Twitterで「夫に冷凍餃子は手抜きといわれた」主婦のつぶやきがバズりました。それに対し、味の素冷凍食品の公式Twitterが「手抜きではなく『手間抜き』です」と投稿、多くの主婦たちの共感を集め、メディアでも反響を呼んだのは記憶に新しいところです。

前述の「“冷凍食品の利用状況”実態調査結果について」によると、コロナ禍で男女とも3割近くが「冷凍食品の利用頻度が上がった」と回答しています。その理由として、「買い物に行く頻度の低下」や「買い置きできる食品の購入」「内食の増加」などがあげられました。購入目的としては、女性・男性ともに「自宅で食べる夕食」のためが1位で、6割を越えています。「調理が便利で簡単」のほか、「おいしいと思う商品が増えた」ことも、冷凍食品を利用する頻度が増えた理由のようです。

では、実際にどのような冷凍食品が売れているのでしょうか。

【5～3位】お弁当にも！便利な冷凍食品

5位：ニチレイ ミニハンバーグ　6個入（税込174円）（https://www.nichireifoods.co.jp/product/detail/sho_id12/）

画像出典：ニチレイフーズ公式（https://www.nichireifoods.co.jp/product/detail/sho_id12/）

お弁当用冷凍ハンバーグの中でも売上1位を誇るという、ニチレイのミニハンバーグ。独自製法によって裏表を一気に焼き上げるため、外はこんがり、中はふっくら柔らかいのが特徴です。冷めてもジューシーな味わいが楽しめるので、お弁当にぴったり。着色料・保存料・化学調味料不使用のため、「子どもにも安心」との声が集まりました。小さめサイズなのでさまざまなレシピにアレンジでき、使い勝手がいいところも魅力です。

4位：味の素　ザ・シューマイ　9個（税込349円）（https://www.ffa.ajinomoto.com/products/detail/id/240）

画像出典：味の素冷凍食品公式（https://www.ffa.ajinomoto.com/products/detail/id/240）

ジューシーな肉汁が口の中でたっぷり広がる、大ぶりサイズのシューマイです。切り離し可能なトレイなので食べたい量だけ解凍可能、電子レンジのほか蒸し器も使えます。国産豚のうま味と葱油・XO醤のコクが特徴で、「外食としても通用する」「中華街の天心みたい」とそのおいしさに定評が集まっていました。サイズが大きく食べごたえもあるため、満足度が高いのだとか。

3位：ごっつ旨い　お好み焼き　300g（税込245円）（https://www.tablemark.co.jp/products/frozen/snack/detail/7116970.html）

画像出典：テーブルマーク公式（https://www.tablemark.co.jp/products/frozen/snack/detail/7116970.html）

続いては、テーブルマーク株式会社の「ごっつ旨いお好み焼き」がランクイン。国産キャベツのシャキシャキ感と、いか・えびを使った海鮮のうま味がたまらない一品です。特製ソース・マヨネーズソースのほか、かつお節やあおさも付いているので、本格的な味が楽しめます。「お好み焼きは作ろうと思うと、具材やソースもたくさん必要。冷凍でこの味わいが楽しめるのは嬉しい！」と手間のかからなさを喜ぶ声が集まりました。

【2～1位】やっぱり強い！家族が喜ぶ冷凍食品

2位：大阪王将　羽根つき餃子　314g（税込194円）（https://www.eat-and.jp/foods/products/detail.php?id=27Z7TRC）

画像出典：イートアンドフーズ公式（https://www.eat-and.jp/foods/products/detail.php?id=27Z7TRC）

2019年に創業50周年を迎えた、餃子専門店「大阪王将」の味を楽しめる商品です。油・水・フタを使わず、フライパンに餃子を並べて焼くだけ。誰でもパリパリの羽根つき餃子がつくれると好評です。具材はすべて国産というこだわりも嬉しいポイント。「今まで買った餃子のなかで、一番家族の評判がよかった」と喜びの声が寄せられているほか、「フタがいらないのでBBQにも持っていったら喜ばれた」と、屋外シーンでの利用にも適しているそう。

1位：味の素　ギョーザ　12個（税込200円）（https://www.ffa.ajinomoto.com/products/detail/id/293）

画像出典：味の素冷凍食品公式（https://www.ffa.ajinomoto.com/products/detail/id/293）

1位を獲得したのは、Twitterでも「冷凍食品は手間抜き」と発信し共感を集めた、味の素の「ギョーザ」でした。豚肉を約1.5倍にリニューアルし、さらにジューシーな味わいに進化しています。国産の豚肉・野菜を使用し、水なし・油なしでパリッとした羽根つきの餃子が完成します。「うちの冷凍庫の必需品。子どももパクパク食べます」「あと1品に重宝！」「とにかくおいしく、失敗しない。味の素の技術者に感謝」と、幅広い世代から支持を集めていました。

※「True Data」ウレコン『冷凍調理』売れ筋ランキング（https://urecon.jp/categories/%E9%A3%9F%E5%93%81/%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E9%A3%9F%E5%93%81/%E5%86%B7%E5%87%8D%E9%A3%9F%E5%93%81/%E5%86%B7%E5%87%8D%E8%AA%BF%E7%90%86/110707）』（集計期間：2021年10月01日 〜 2021年12月31日）より。記事内でご紹介している価格は「TrueData」を元に算出した平均価格です。

冷食を活用して豊かな食卓に

なんと上位2品は餃子が並ぶという結果でした。食卓を豊かにするメインおかずとしても使いやすく、世代を問わず食べやすい商品が人気を集めているようです。どの商品も「おいしい」という声が集まり、「手軽に本格的な味が楽しめる」という部分が冷凍食品の強みであることが改めてうかがえたのではないでしょうか。手間なくおいしい冷凍食品、これからの進化にも注目したいですね。

参考資料

一般社団法人日本冷凍食品協会「“冷凍食品の利用状況”実態調査結果について（https://www.reishokukyo.or.jp/wp-content/uploads/2021/04/reseach2021-1.pdf）」

ニチレイフーズ「公式サイト（https://www.nichireifoods.co.jp/）」

味の素冷凍食品株式会社「公式サイト（https://www.ffa.ajinomoto.com/）」

テーブルマーク株式会社「公式サイト（https://www.tablemark.co.jp/index.html）」

株式会社イートアンドフーズ「公式サイト（https://www.eat-and.jp/foods/）」

「True Data」ウレコン『冷凍調理（https://urecon.jp/categories/%E9%A3%9F%E5%93%81/%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E9%A3%9F%E5%93%81/%E5%86%B7%E5%87%8D%E9%A3%9F%E5%93%81/%E5%86%B7%E5%87%8D%E8%AA%BF%E7%90%86/110707）』売れ筋ランキング（集計期間：2021年10月01日 〜 2021年12月31日）