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「富裕層のたった1つの特徴」を元金融機関社員が解説!資産5000万円以上のお金持ちは日本にどれぐらいいるか

LIMO / 2022年4月16日 5時20分

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「富裕層のたった1つの特徴」を元金融機関社員が解説!資産5000万円以上のお金持ちは日本にどれぐらいいるか

富裕層の定義を知る

大金持ちや億万長者、ミリオネアなどという言葉で表現されることもある「富裕層」ですが、どの程度の金融資産を保有している人をさすのでしょうか。

お金の価値観は人によってそれぞれであることは間違いありませんが、野村総合研究所が公表するマーケット分類を参考にすると以下のようになるようです。

野村総合研究所「日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」

純金融資産5000万円以上、となると準富裕層と分類されています。ちなみにこの「純金融資産」とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いたものを指します。

私は以前、生命保険会社に勤務し、数多くのお客さまからお金の相談を受けてきました。その経験もふまえ、今回は5000万円以上の資産を持つ「富裕層」世帯を紐解きながら、将来へのお金の備え方についてお話ししていきたいと思います。

日本に「富裕層」はどのくらいいるのか

前述のマーケット分類から、純金融資産保有額5000万円以上の「準富裕層」に合わせ、1億円以上5億円未満の「富裕層」、5億円以上の「超富裕層」を合わせると474.5万世帯となりました。

富裕層は時間を無駄にしない

富裕層といっても代々の資産家ではなく、一代によって資産を築きあげた結果「富裕層」になった人は、他の人と何が違うのでしょうか。

筆者が多くの経営者の方とお話ししてきた中で、第1に「時間の使い方」に特徴があると感じていました。

富裕層は高所得者となります。単純に考えると、非常に高い時給ということです。少しでも高い生産性を上げるために無駄な時間を嫌う方が多いのではないでしょうか。

結果、移動にタクシーを使う・会社の近くに住むなど、非効率な時間の使う方を避けるという経営者の方が多いように感じます。

「時間はお金で買える」と考え、費用対効果をふまえたうえで判断しているということでしょう。

結果、ビジネスに割く時間が増えるだけでなく、家族やプライベートの時間も増え、ワークライフバランスのとれた生活を過ごせるのかもしれませんね。

自分に見合った将来資金の準備のためにできること

純金融資産5000万円以上の富裕層を目指すのは簡単なことではありません。そもそも、将来必要となる金額も人それぞれです。

しかし、手元にお金がたくさんあって困るという人は数少ないでしょう。仕事をリタイアした後の将来(老後)のお金のことを考えると、今から少しでも資産を増やしておきたいと考える方がほとんどでしょう。

そのためにも「時間」と「お金」の使い方には工夫が必要といえるかもしれません。

時間を費やし自分が働くだけでなく、「お金にも働いてもらう」ことを取り入れ、効率的にお金を増やす仕組みを取り入れることを検討されてみてはいかがでしょうか。すなわち「資産運用」を活用することです。

資産運用のポイントのひとつが、運用期間をできるだけ長くとること。時間を味方にすることで、リスクが軽減され、リターンが安定してきます。

資産運用もうまく活用し、より充実した生活を過ごせるよう、まずは情報収集からはじめてみませんか。

参考資料

野村総合研究所「日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」(https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1)

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