【春の家庭菜園】今度こそ失敗しない!初心者にオススメの定番野菜3選、収穫の喜びを手軽に味わえる
LIMO / 2022年4月19日 16時15分
【春の家庭菜園】今度こそ失敗しない!初心者にオススメの定番野菜3選、収穫の喜びを手軽に味わえる
少しずつ暖かくなってきた春。家庭で野菜を育てるのにピッタリの季節となりました。
自分で育てた野菜は安心で新鮮。家族で食育をしながら育てるのもいいですね。
今回は初心者も育てやすく失敗しにくいオススメ野菜を紹介します。収穫の喜びを手軽に味わえる野菜です。ぜひ育ててみてください。
失敗しない!野菜作りのコツ
植物によって向き不向きはありますが、初心者はひとつの鉢にひとつの苗を育ててみるのがオススメ。風通しや日当たりが確保でき、株が育ちやすくなります。一度の収穫量は少なくなりますが、元気に育てば次々に実をつけるでしょう。
今回紹介する野菜はいずれも世話がラク。用意する資材も支柱以外はほぼ不要。ネットに這わせたりする作業もありません。水やりに気をつけて日当たりのよいところで育てれば、収穫の喜びを手軽に味わえます。
収穫量をアップさせたいとき、丈夫に育てたいときは途中で肥料をあげるようにします。肥料のパッケージに記載のある量を目安に施しましょう。
水切れと乾燥にはくれぐれも注意を。乾燥はハダニなどの害虫が発生する原因にもなります。葉水をおこない、毎日観察して適切な作業をおこなえば、株はグングン育ちます。来年からはもっとうまく育てることができますよ。
初心者も失敗しにくい!オススメの定番野菜3選
ミニトマト
家庭菜園で育てる定番野菜といえばミニトマト。赤い実が可愛らしく、栄養価もバツグン。学校で育てたことがある人も多いのではないでしょうか。失敗しにくい野菜の代表格ともいえるでしょう。
植え付け時期
ミニトマトは一般的に4~5月頃、気温が安定した暖かい日に苗を植え付けます。プランターは30センチ程度の深さがあるものを選びます。直径が30センチ程度なら、ひと株が目安です。
生育環境
日当たりのよい場所で育てると、たくさんの実がなります。植え付け後、1週間程度は水をたっぷりあげるようにしましょう。その後は水やりを控えめにすることで、おいしいトマトが収穫できます。
梅雨の時期の蒸れや多湿には注意が必要です。トマトの正常な生育を阻害することもあるので、プランターの場合は軒下に移動して管理すると安心です。
収穫まで
トマトの茎は長く伸びていくため、ある程度の高さまで育ったら支柱を立てるようにします。こうすることで茎が途中で折れて倒れる心配がありません。
プランターで育てる場合は、主枝の一本仕立てがオススメ。葉と主枝の間に芽が出ていたら、芽かきをして取り除きます。
支柱の高さまで主枝が伸びたら、先端をカットして縦の生長をストップさせます。こうすることで栄養が全体に行き渡りやすくなり、夏にはたくさんの実を収穫することができます。
ピーマン
ピーマンは春から育て始める野菜。大きな淡い黄色い花も魅力的で人気があります。病害虫に強いため育てやすく、初心者に特にオススメです。
植え付け時期
ピーマンの植え付け適期は4~5月頃。気温が安定した暖かい日に苗を植え付けます。プランターは30センチ程度の深さがあるものを選びます。直径が30センチ程度なら、ひと株が目安です。
生育環境
風通しや日当たりのよいところで育てます。
収穫まで
青々とした葉、つややかな実は病害虫にも強く、こぼれ種からでも芽を出して育つほどの強健さ。初心者も世話がしやすいでしょう。
とはいえ、水切れには十分注意して育てます。ハダニが発生することもあるので、定期的な葉水も効果的です。
大きくなったら、支柱を主枝に沿わせて立てます。枝はできれば3本仕立てがオススメ。一番花の下の元気なわき芽2本と主枝を残して育てます。難しかったら、そのまま育てても問題ありません。
実がなったらヘタの部分を切りとって収穫しましょう。上手に育てれば秋まで収穫が可能です。
ナス
1回の収穫量は多くないかもしれませんが、意外と育てやすいのがナス。少ないながらも次々に実がなるので、上手に育てると秋まで長く収穫が楽しめます。ナスの可愛らしい花も必見です。
植え付け時期
プランターで育てるなら、中型の長ナスがオススメ。4~5月頃、気温が安定した暖かい日に苗を植え付けます。プランターは30センチ程度の深さがあるものを選びます。直径が30センチ程度なら、ひと株が目安です。
生育環境
日当たりのよい場所で、乾燥に注意しながら育てます。大きなザラザラした葉は乾燥の影響を受けやすく、ハダニが発生することも。葉水をおこない適度に湿気を与えましょう。洗い流すと病害虫予防になります。
収穫まで
大きくなってきたら仮支柱で苗を支え、さらに大きくなってきたら本支柱へ取り替えて育てます。枝はできれば、主枝、元気な側枝2本の3本仕立てがオススメ。実がなったら早めに収穫しましょう。
本格的な暑さがやってくると収穫量が落ちる場合があります。そのときは枝を半分程度切って株を休ませましょう。じきに新しい芽が出てきて、夏の終わりから秋にかけて収穫を再び楽しめますよ。
枝を切るのと同じタイミングで、スコップを土に差して根を切ることもあります。枝や根が更新されて株がリフレッシュされます。施肥も一緒におこなうとよいでしょう。
まとめにかえて
今回は初心者でも育てやすい野菜を紹介しました。他にもモロッコインゲンやキュウリなども育てやすい野菜です。小さなプランターなら、シソやハツカダイコンもオススメです。
春は野菜苗が充実する季節です。お気に入りを選んで、ぜひ育ててみてください。
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