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マイナポイント第2弾「申し込もう」6割超に マイナンバーカードの普及度も年代別にチェック

LIMO / 2022年6月4日 18時50分

マイナポイント第2弾「申し込もう」6割超に マイナンバーカードの普及度も年代別にチェック

マイナポイント第2弾「申し込もう」6割超に マイナンバーカードの普及度も年代別にチェック

マイナポイント第2弾でいくらもらえるか【マイナンバーカード】

政府は、マイナ保険証を普及させて、将来的に健康保険証の原則廃止を目指しています。

そのため、マイナ保険証を導入している医療機関に通う患者への追加費用負担の廃止の検討や、「マイナポイント第2弾」を実施しています。

「マイナポイント第2弾」では、マイナ保険証の利用申し込みをおこなった方や、公金受取口座の登録を行った方が申し込みをすることで、1万5000円相当のマイナポイントを受け取ることができます。

そこで今回は、日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)が2022年5月26日に公表した「マイナポイント事業に関するアンケート」の結果を紹介していきます。

マイナポイント第一弾に申し込んだのは7割超

同調査では、自身のマイナンバーカードを「持っている」と回答した406名の方に、2020年9月1日~2021年12月31日まで実施された「マイナポイント第1弾」に申し込みをしたか聞きました。

出典:日本トレンドリサーチ

その結果、75.4%の方が「申し込みをした」と回答しました。一方で、24.6%は申し込みをしていませんでした。

「マイナポイント第1弾に申し込みをしなかった」回答理由

面倒だったから。(60代・男性)

制度がよく分からなかった。(20代・女性)

手続きが煩雑そう。(50代・男性)

使い方がわからないし、クレジットカードとかを持ってないと使用出来ないみたいな感じに書いてあった。(40代・男性)

申し込み方法がそもそも分からなかったり、面倒であったりという声が多く見受けられました。

マイナポイント第2弾「申し込もうと思う」63.9%

現在、マイナンバーカードを「持っている」、もしくは今後マイナンバーカードを作る予定が「ある」と回答した466名の方に、「マイナポイント第2弾」について聞きました。

出典:日本トレンドリサーチ

63.9%の方が、「申し込もうと思う」と回答しました。

それぞれの回答の理由について、一部を紹介します。

マイナポイント第2弾「申し込もうと思う」回答理由

ポイントももらえて保険証としても使えて一石二鳥だから。(30代・女性)

健康保険証のほうは少し考えますが、公金受取口座の登録は、便利にサービスを使えてポイントをもらえるので申し込みたいと思ってます。(50代・男性)

個人情報の懸念はありますが、今後の給付金振込などの迅速性、利便性のほうが重要だと思うからです。(40代・男性)

マイナポイント第2弾「申し込もうと思わない」回答理由

手続きがよくわからないから。(30代・女性)

通っている医療機関はマイナカードが使えないし、口座登録するのも情報漏洩しそうで怖いから。(30代・女性)

健康保険証や銀行口座はプライベートなものなので、悪用されたらイヤだから。(20代・女性)

マイナポイント第2弾「わからない」回答理由

第1弾の時に、ポイント申請がとにかく面倒だったから。(20代・女性)

面倒くさそうだけどお得なので迷います。(10代・女性)

手間がかかるなら申請しないかもしれない。(40代・男性)

手続きの煩雑さを懸念する声が目立ちます。

マイナンバーカード「持っている」7割弱に

同調査では、現在、自身のマイナンバーカードを持っているかどうかも聞きました。その結果67.7%の方が、マイナンバーカードを「持っている」と回答しました。

世代別に集計するとこのようになります。

出典:日本トレンドリサーチ

60代、70代以上では8割近くの方がマイナンバーカードを「持っている」と回答しました。

マイナポイント第2弾とは

ここからは、マイナポイント第2弾の内容を解説していきます。

マイナポイント第2弾の内容1. 最大5000円相当のポイント

2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込んだ方で、まだ2万円のチャージやお買い物を行っていない場合(最大5000円分までポイント付与を受けていない方)は、2022年1月1日以降も引き続き、上限(5000円相当)までポイントの付与を受けることができます。

申込開始時期:2022年1月1日から

マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで

申込期限:2023年2月末まで

マイナポイント第2弾の内容2. 最大7500円相当のポイント

マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った場合には7500円相当のポイントが付与されます。既に利用申込みを行った方も含みます。

申込開始時期:2022年6月30日開始

マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで

申込期限:2023年2月末まで

マイナポイント第2弾の内容3. 最大7500円相当のポイント

公金受取口座の登録を行った方に7500円相当のポイントが付与されます。既に登録を行った方も含みます。

申込開始時期:2022年6月30日開始

マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで

申込期限:2023年2月末まで

【マイナポイント】マイナンバーカードの普及率は

総務省によると、マイナンバーカードの交付枚数の累計は、令和4年5月15日時点で約5611万枚。人口に対する割合は44.3%となっています。

また、5月8日時点で、健康保険証の利用の登録は約855万件、6.7%、公金受取口座の登録は約131万件、1.0%となっています。

マイナンバーカードについては、以下のような懸念も指摘されています。

申請の際、一度は直接役所の窓口に出向かなければならないなど手続きが煩雑である

個人情報の漏えいに対する心配がある

取得する必要性を感じにくい

総務省は、こうした懸念を持っている人にもカードを取得してもらえるように、以下のような取り組みをするとのことです。

自治体に対して先進事例を提供しつつ、申請する方の負担軽減につながる、出張申請受付や申請サポートに積極的に取り組むよう要請し、申請機会の拡大を図る

マイナンバーカードの安全性や利活用場面などについて、未取得者に送付するQRコード付き申請書にパンフレットを同封することで周知を図る

こうした対策に丁寧に取り組み、マイナンバーカードのさらなる普及促進を図っていくようです。

参考資料

日本トレンドリサーチ「マイナポイント第1弾に『申し込みをした』方の75.2%が、第2弾も』申し込もうと思う』」(https://www.nexer.co.jp/)

総務省「金子総務大臣閣議後記者会見の概要」(https://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02001133.html)

総務省「マイナポイントとは?」(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/#anc_extension)

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