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【TOEIC】まずは600点超えを目指す!定番だけど効果アリ、オススメの勉強法3ステップ

LIMO / 2022年6月19日 16時45分

【TOEIC】まずは600点超えを目指す!定番だけど効果アリ、オススメの勉強法3ステップ

【TOEIC】まずは600点超えを目指す!定番だけど効果アリ、オススメの勉強法3ステップ

英語が苦手な人、しばらく英語学習から遠ざかっている人がTOEICのテスト対策を始めるなら、まずは600点を目指して学習を始めるのがオススメ。

具体的に目標スコアを定めると、英語学習を継続する上での指標となり英語力向上に役立ちます。今回はTOEIC600点を目指すための学習法について解説します。

※本記事にて「TOEIC」と表記しているのは、基本的に「聞く・読む」の2つの英語力を測定する「TOEIC® Listening & Reading Test」を指しています。

履歴書に書ける「TOEIC600点」

TOIECの日本人の平均スコアはおよそ600点前後。年によって変動はありますが、この平均点を超えれば「ある程度は英語が読める、理解できる」と証明できるので、企業へのアピールもしやすくなります。

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Listening & Reading Test 公式データ・資料」より、LIMO編集部にて作成

600点に到達するのは、さほど難しいことではありません。今のスコアが300点から500点前後なら、ある程度の勉強時間を確保して、慣れと要領を掴むことができれば大幅な点数アップが期待できるでしょう。

TOEICは問題数が多く試験時間も長いので、時間配分の失敗や疲労など実力が出し切れないことも多々あります。

中学や高校で身に着けてきた基本知識があれば実力としては充分です。TOEICのテスト形式に慣れて、練習を積み重ねれば、600点を突破できる可能性は高くなります。

英語学習の指標にしやすいTOEICスコア

TOEICは英検のように合否で判断されず、スコアで結果が出るので英語学習の指標にしやすいというメリットがあります。

ダイエットもそうですが、定期的に自分の現状を把握することはとても大事です。定期的なTOEIC受験により、自分の英語力が浮き彫りになるので、学習計画も見直しやすくなります。

漫然と学習するよりも、目標を持って取り組むことで実力アップにつなげられます。

定番だけど効果アリ!TOEIC学習オススメの3ステップ

600点を目指すには、どのような対策しておくのがよいのでしょうか。勉強方法は人それぞれですが、ここではオススメの学習方法を解説します。

基本的な文法の問題集を一冊終わらせる

中学英語をおさらいできる、薄めの問題集をひととおりやってみましょう。TOEICには空欄補充など、文法運用能力を問われるパートがありますので、直接的な対策になります。

人それぞれ英語学習のやり方は違うとはいえ、第二言語習得研究では、科学的に正しいとされる英語学習の順序がある程度解明されており、そのなかで英単語や英文法の習得は避けては通れないプロセスです。

Jeniffer Fontan/Shutterstock.com

この基本的な知識がないと、このあとに続くインプット学習、スピーキングなどのアウトプット学習にスムーズに進むのが難しくなります。

文法を勉強するのは面倒に感じてしまうかもしれませんが、文法は英語を運用するときには欠かせない知識。文法がしっかり理解できていると、正確さが求められるビジネス英語を学ぶときにも大いに役立ちます。

簡単でボリュームの少ない問題集を一冊終えることで達成感も味わえます。初めから完璧を目指さなくても大丈夫です。基本の知識があれば練習を進めながらでも習得できますから、ぜひ取り組んでみてくださいね。

模擬試験や過去問にトライ!「得意なパート」を見つける

英単語や文法のおさらいができたら、模擬試験や過去問に取り組んでみましょう。どの資格試験もそうですが、王道の勉強法は過去問や模擬試験を解いてみることです。

久しぶりに問題を解くときや、初めて問題を解くときは、全部を解くことが難しいと感じるかもしれません。

大事なのは、各セクションで「どのパートが解きやすいか」「どのパートが苦手か」などを把握することです。この発見や気付きが次の対策につながります。

正答数が多いパートは自分の得意分野かもしれません。得意なパートがあると勉強にも力が入ります。そのパートは本番でも落とさないように、しっかりと対策して得意分野にしてしまいましょう。

わからない問題にぶつかったときは、答えをすぐに見るようにします。TOEICのリーディングセクションは75分で100問を解く試験。見てすぐにわからない問題なら身についていないと判断して、すぐに答えをみて理解するほうが大切です。

TOEIC学習に近道はありません。勉強を重ねて知識量を増やしながら、少しずつでも確実に取れる問題を増やしていくことが重要です。

オンライン英会話でリスニング練習

できる場合で構いませんが、過去問の勉強などと並行して外国人とマンツーマンで話すオンライン英会話を始めてみるのもオススメです。

少しハードルが高めですが、リスニングのセクションに役立つスキルが養われます。現段階ではスラスラ話せることが目的ではないので、会話がスムーズに進まなくても問題ありません。

相手との会話を楽しみながら、相手が言っていることを理解できるか、これを確かめるためにやってみましょう。

相手の言っていることが最初はわからなくても、続けることでリスニングへの抵抗感も減ってきます。ある程度理解できるようになれば、リスニングセクションでもその実力を発揮することができるでしょう。

スピーキングが苦手と感じている人は、次に話す言葉が出て来ず、会話が中断することを恐れている場合があります。そんなときは、自分の困っている状況を伝えることができるフレーズをいくつか覚えておくことをおすすめします。

自分が困っている状況を伝えることもコミュニケーションのひとつです。コミュニケーションは教科書のような会話だけで成立しているわけではありません。

何を言えばいいのか、それすらもわからない状況を伝えてみることも大事です。上のフレーズと組み合わせて「混乱してきました。/ I'm getting confused. 」などを使ってみてもよいでしょう。

困った状況を伝えることは実際の外国人とのコミュニケーションでも役立ちます。

まとめにかえて

今回はTOEIC600点を目指すための勉強方法を紹介しました。紹介した勉強法は定番ですが長く続けると、効果のある方法です。ぜひ試してみてください。

勉強を長く続けるためには、仕組みづくりも必要不可欠。通勤時間などをリスニングの勉強に充てるのもオススメです。英文を聞き流すだけでも、英語が耳に慣れてきますよ。

参考資料

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Listening & Reading Test 公式データ・資料」(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr.html)

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