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【ガーデニング】暑い室内で切り花がグッタリ…花を長持ちさせる方法は?

LIMO / 2022年7月30日 9時45分

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【ガーデニング】暑い室内で切り花がグッタリ…花を長持ちさせる方法は?

室内で過ごすことが多くなる夏。庭でキレイに咲いている花をムダにしないように、切り花にして部屋に飾ってみませんか。

気温や湿度が高い夏は切り花も傷みやすくなり、数日経つとグッタリしてしまうことも少なくありません。

今回は夏の切り花をできるだけ長い間咲かせるコツを紹介します。夏に咲く切り花にオススメの花も見ていきましょう。

暑い室内で切り花がグッタリ…花が長持ちしない理由

水の温度が高くなる

夏は室内の温度が高くなり、花瓶の水温も同様に上昇します。気がつくと水が温かくなっていたということも。ぬるま湯に浸かったままでは、元気な花もグッタリしてしまいます。

雑菌が発生しやすい

水温が高いと雑菌が発生しやすくなります。雑菌は茎の中に侵入して導管を詰まらせてしまいます。花瓶の内側にもカビが生えやすくなり、汚れた水を吸って切り花が傷んでしまうのです。

生長スピードが早くなる

切り花にした花は日々生長します。気温が高い夏は植物の生育が活発に。開花して散るまでの期間もほかの季節より短めです。

夏の切り花を長持ちさせるには?

Liudmila Chernetska/istockphoto.com

毎日水を替える

夏は水が温まりやすく雑菌も増えるので、できれば毎日水を替えましょう。水替えのタイミングで、花瓶の内側に付いている汚れも落としておくのがオススメ。ひんやりした清潔な水を吸って、花がイキイキします。

水の量を少なめにする

夏は花瓶に入れる水の量を少なめにしましょう。水に浸かった茎は腐ったりぬめったりしやすくなります。

毎日水を入れ替えるので少なめでも水切れする心配がありません。切り口が浸かる程度の量で十分です。

茎を切り戻す

水を入れ替えるときに茎も少し切り戻しておくと、吸水力が向上します。その際は必ず水の中で、切り口が斜めになるようにカットしましょう。

直射日光を避ける

切り花も日光で光合成をおこないます。とはいえ夏の強い日差しに当たると葉焼けを起こし、かえって花の健康を損なうことに。直射日光が当たらない明るい場所に飾りましょう。

Liudmila Chernetska/istockphoto.com

延命剤を使う

市販されている延命剤を使うと、花を長持ちさせるのに効果的です。水の腐敗を防ぐ効果があるものや、栄養素を含んで花に活力を与えるものなど、効果はさまざま。目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。

切り花にオススメの夏の花5選

ヒマワリ

Clearphoto/istockphoto.com

夏を代表する花といえばヒマワリ。太陽のような明るさと華やかさで部屋を彩ります。

大輪のヒマワリは1輪挿しでも存在感タップリ。品種改良でコンパクトなミニサイズも出回っています。

大きな葉は水分が蒸発しやすいので、すべて取り除いて生けるのがオススメです。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ジニア

Baldomir/istockphoto.com

ジニアは百日草という別名どおりに開花時期が長い花。春から秋まで咲き続け、花壇に植えておくといつでも切り花として利用できて便利です。

花のカラーバリエーションが豊富。シンプルな一重咲きからダリアのような八重咲きまで、さまざまな花姿が楽しめます。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ユリ

Elen11/istockphoto.com

甘い香りが漂う優美な花姿が魅力のユリ。日本の野山にも自生し、昔からなじみ深い球根植物です。

大きな花はインパクトがあり、豪華な雰囲気が人目をひきます。

切り花にする際はおしべの花粉のうを切り取っておくと、受粉せず花が長持ちします。※参考価格:200~400円前後(1球)

ケイトウ

Ben Phillips/shutterstock.com

ケイトウはロウソクのような円錐型の花が特徴。ビロードの質感が印象的な品種から、フワフワして野性味がある品種までさまざま。夏の炎天下でも元気に咲き、強健で育てやすい植物です。

赤やピンク、黄色の鮮やかな花色が部屋を明るく華やかにしてくれます。※参考価格:100円~300円前後(3号ポット苗)

エキナセア

unkas_photo/istockphoto.com

花が少なくなる夏の花壇を華やかに彩るエキナセア。盛り上がった中心部を囲むように、細長い花弁が咲き広がります。

咲き進むにつれて花弁が垂れていく様子を楽しめます。

花の寿命が長く乾燥にも強いので、切り花やドライフラワーに最適です。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

夏の切り花をできるだけ長持ちさせるには、暑さに強い花を選んで毎日ケアをすることがポイントです。こまめなお手入れで、花は長い間イキイキとキレイに咲き続けてくれます。

暑い日差しの下で元気に咲いている草花を摘んで、夏のインテリアに彩りを添えてみませんか。

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