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「広告なし課金プラン」企業の費用感とZ世代の予算感で大きな差! 広告に「ウザい」の本音も

LIMO / 2023年12月5日 22時5分

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「広告なし課金プラン」企業の費用感とZ世代の予算感で大きな差! 広告に「ウザい」の本音も

許せる広告と許せない広告 費用や表示回数・表示内容など条件で明らかに

突然ですが、みなさんはインターネットを利用しているときに出てくる広告について、どう思いますか? 見ていて面白いと思う人や、不快に思う人、なんとも思わない人それぞれでしょう。

最近では、YoutubeやSpotifyで広告がなくなる有料プランや、広告ブロックアプリが登場していて広告を見ないようにする方法が多岐に渡っていて、広告を見ないために工夫をする人が増えているように感じます。

そこで、「デジタルネイティブなZ世代は実際にインターネット上の広告についてどう考えているのか」調査しました。

企業が出している「広告なしプラン」の費用感と大学生の予算感

Overearth/istock.com

広告なしプランを入れる場合の課金額は、1サービスにつき月1000円前後で設定されていることが多いようです。

主要サービスの費用感

「Youtube Premium」個人プラン月1280円、学生プラン月780円

「Spoitify」スタンダードプラン月980円、スチューデントプラン月480円

「Netflix」スタンダートプラン月1490円 ※広告付きベーシックプラン月790円

Z世代の予算感

ネットネイティブのZ世代は、広告が企業の収入源であることを理解している人は大半です。広告収入があるから無料や安価でサービスを提供できると考えています。

そのうえで、広告を消すのにいくらかけられると思っているのでしょうか。LIMO・U23編集部でアンケートを実施しました。

その結果、金額面では、「お金をかけない」や500円といった回答が見られ、企業の費用感とミスマッチがある印象でした。そもそも、月に固定のサービス料がかかることをあまり好ましく思っていない人もいるようです。

広告を消すプランにシビアな理由について、「そもそも長時間使うサービスがない」という声も多く出ました。よく使うサービスについては、特に費用感を気にせず、企業が定めた金額設定に納得して利用しているようです。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

広告ありに対してZ世代の反応は? 状況により異なる結果

grinvalds/istock.com

株式会社RECCOOの調査によると、広告に対して「近年広告が大きく・長くなっている」と感じる大学生が増えています。

LIMO・U23編集部では、「広告を邪魔・時間の無駄だと感じるけれど、あまり使わないサービスにお金はかけたくない」という人が大多数。しかし、「企業のマネタイズのためには仕方ない」と理解を示している人が多いようです。

中には「面白そうなゲームをいくつかダウンロードしたことがある」と、広告をクリックして利用した経験がある人もいました。

一方で、「無料で楽しめるなら仕方ない」「1分以内のミニゲームで毎回広告が流れるのは……」といった声もあり、限度があることはうかがえます。

広告の内容によっては厳しい反応も見られました。外での利用が難しくなるような不健全な広告、見たい情報に丸被りしてしまっているような広告、脱毛などかなり多く流れるけれど興味のない広告については「ウザい」と感じているようです。

広告ブロックアプリも登場

出所:株式会社RECCOO「【Z世代のホンネ調査】広告ブロックアプリは次の流行になるか。現在最も使われている広告ブロックアプリは「Brave」。」(PRTIMES)2023年11月20日(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000033607.html)

広告を見ない、見たくないという人の中には広告ブロックアプリを利用する人も。

大学生を対象に行われた「広告ブロックアプリの普及率に関する調査」によると、広告ブロックアプリの認知率は44.5%、利用率は11.5%であることが判明しました。

半数近くの大学生が、広告ブロックアプリについて認知していることが分かります。広告ブロックアプリを利用することで、有料プランに加入していなくてもYoutubeなどで広告を消すことができ、ウイルス感染対策にもつながると考える人が多いようです。

タイムパフォーマンス重視の人は2000円課金も!?

Nuthawut Somsuk/istock.com

インターネットにあふれる広告に対するZ世代の意見について紹介しました。広告に対して、見ることに抵抗を感じない人がいる一方で、広告を見ないためにブロックアプリをダウンロードしたり、有料プランに加入したりする人が増えているようです。

広告が多く出てくるスマホゲームに対し、ゲーム代と思って2000円を払って、広告が出てこないようにする人もいました。広告だけでもさまざまなお金の使い方があり、おもしろいですね。

タイムパフォーマンスを意識するZ世代にとっては、お金を払うことでほんの数秒の広告も見ないようにすることが大切なのかもしれません。

参考資料

株式会社RECCOO「【Z世代のホンネ調査】広告ブロックアプリは次の流行になるか。現在最も使われている広告ブロックアプリは「Brave」。」(PRTIMES)2023年11月20日(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000033607.html)

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