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”プチ安川電機ショック”か? 日経平均株価は4日ぶり反落

LIMO / 2018年1月25日 7時20分

”プチ安川電機ショック”か? 日経平均株価は4日ぶり反落

”プチ安川電機ショック”か? 日経平均株価は4日ぶり反落

【東京株式市場】 2018年1月24日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反落、円高で一時▲207円安

2018年1月24日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,940円(▲183円、▲0.8%) 4日ぶり反落

TOPIX 1,901.2(▲9.8、▲0.5%) 4日ぶり反落

東証マザーズ総合指数 1,355.5(+14.9、+1.1%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:961、値下がり銘柄数:989、変わらず:113

値上がり業種数:13、値下がり業種数:20

年初来高値更新銘柄数:155、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は15億2,356万株、売買代金は2兆9,404億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。110円/ドルを超えて109円/ドル台の円高になったことで、利益確定売りが膨らんだと見られます。ただ、売買代金は3兆円には届きませんでした。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。前場には一時▲51円安まで戻す場面が見られたものの、後場の半ばには一時▲207円安まで売られました。結局、終値も再び24,000円を割り込んでいます。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、下落率は日経平均株価より小さくなっています。

東証マザーズ総合指数は3日続伸、売買代金は23日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は8,963万株、売買代金は1,643億円となり、いずれも前日より増加しました。出来高はまだ活況とは言えませんが、売買代金は1,600億円を上回る高水準となり、23日連続で1,000億円超となっています。

また、前日に続き主力株に見直し買いが入ったことなどから、総合指数も3日続伸となりました。今後は1,400ポイントを目指す動きになると思われますが、個人投資家のさらなる物色意欲が焦点になるでしょう。

決算発表を受けた安川電機が急落、ソニーが急落してファナックも大幅安

個別銘柄では、ファナック(6954)が▲4%安に迫る大幅安となり、テルモ(4543)や東京エレクトロン(8035)も大幅下落となりました。

また、前日に決算発表を行った安川電機(6506)が一時▲5%超安の急落となり、その下落影響が設備投資関連株に広がったようです。その他では、ソニー(6758)が▲5%超安の急落で引け、コマツ(6301)など建機関連株や、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株も軒並み大きく値を下げたのが注目されました。

一方、KDDI(9433)が逆行高となり、住友不動産(8830)など不動産株も大幅続伸となりました。また、任天堂(7974)が取引時間中に昨年来高値を更新し、50,000円まであと一歩に迫りましたが、その後は売りに押されて安く引けています。

新興市場では、ナノキャリア(4571)が値を飛ばして急騰し、オンコリスバイオファーマ(4588)も昨年来高値を更新しました。一方、ブランジスタ(6176)が大きく値を下げ、串カツ田中(3547)も反落で引けています。

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