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どうする家事疲れ...「その家事、人間がする必要ある?」

LIMO / 2018年8月22日 20時15分

どうする家事疲れ...「その家事、人間がする必要ある?」

どうする家事疲れ...「その家事、人間がする必要ある?」

共働き、ワンオペ育児を乗り切る家事の捉え方

核家族、共働き、ワンオペ育児…家族の人数が大幅に減った現代では、家事に時間や手間をかけられなくなりました。無理をすればできないことでもないですが、その代わりに疲れやストレス、不満を抱えることに。家庭が居場所である女性にとって、その疲れの反動は夫や子どもに向かってしまいます。

家族全員が心地よく家で過ごすためにも、今や家事にかける時間と手間を減らすことを考えるのは必須と言えるでしょう。家事を減らす時に考えたいのが、この家事は人間の手でやる必要があるかどうか。人間がやらなくてもいいと思える家事は他のものに頼ることがお勧めです。

子ども3人の育児と家事、仕事をする中での筆者の経験をふまえ、具体的にご紹介しましょう。

”付加価値”のある家事に時間を使おう

時間に余裕がなく、数々の便利家電が発売される現代では、「何らかの付加価値のある家事」こそ人間がやるべきではないでしょうか。ここでは、その家事をやることで「家族のため、もしくは自分のために何らかの効果を生み出すもの」を付加価値のある家事とします。

たとえば、家族のために付加価値を生み出すと言えそうなのは「料理」です。家族の好きな料理を作れば喜んでもらえますし、栄養のバランスを考えて作れば家族の健康も支えてくれます。

自分のために最も付加価値があると言えるのは「自分の好きな家事」です。家事の中でも料理が好きという人もいれば、掃除が好きな人、整理整頓が好きな人、縫い物が好きな人、洗濯物をピシッと干すのが好きな人もいますよね。

自分の好きな家事ならば、気分転換になりますし、時には楽しみにも、喜びにもなります。逆に苦手な家事は、特に忙しい毎日の中ではストレスを生み出してしまいますよね。365日しなければならない家事ですから、好きか嫌いかというのは大きなポイントです。家族や自分にとって付加価値のある家事に時間を使うようにしましょう。

機械や便利グッズのある家事

一方で、人間がやる意味はそこまで見つからず、実際に便利家電やグッズが販売されている家事もあります。導入している人が増えているのが、「食洗機」「お掃除ロボット」「乾燥機能付き洗濯機」「布団乾燥機」でしょう。

我が家にも食洗機がありますが、夫は「これくらい人間の手で洗えば良い」と言い、たまに自分で洗い物をするときは食洗機を利用しません。確かに、たまに家事をやる人にとっては食器を洗うのは手間ではないでしょう。

しかし毎日ほぼ1人で家事・育児・仕事をする筆者にとって、食洗機は必須アイテム。食器洗いを機械に任せた分、育児や他の家事ができますし、特に夜間授乳等で体が本調子でない乳幼児育児中には助かります。

「食器を洗う」ことは、「洗濯機で服を洗う」行為と変わりありません。洗濯機は良くて、食洗機がダメな理由も見当たりません。食器洗いにはそこまで人間がやることによる付加価値が見当たらないため、機械に任せられる家事ではないでしょうか。上述した他の家電についても、同じことが言えます。

「料理」においても、様々な便利グッズが販売されています。食材では、カット済みの野菜や油揚げ、冷凍食品やお惣菜、レトルト食品など。家電や調理器具ではシリコンスチーマー、自動調理鍋、電子レンジや圧力鍋など。自分がどれだけ料理が好きかにより、利用頻度を決めていきましょう。

機械がないのでやる必要がある家事

人間がやらなくても良いけれど、まだ機械が開発(あるいは実用化)されていないので、やらなければならない家事もあります。具体的には「お風呂掃除」「トイレ掃除」「洗濯物を取り込む、畳む、しまう」「テーブルを拭く」「シンクを洗う」「部屋の片付け」などでしょう。

こちらは工夫次第で、家事負担を減らすことを考えましょう。やる頻度を減らす、物自体を減らす、洗濯物をハンガーで干してそのまま収納するなど。誰がやっても良い家事ではあるので、夫や子どもと分担することも大切でしょう。

家事に「自分の人生の時間を使っている」ことをお忘れなく

今回は家事を「人間がやる必要があるか」で捉えてみる方法をご紹介しました。家事に対しては様々な選択肢がありますが、最終的な判断は家事をやる人が決めましょう。家事をやる時間も、自分の人生の時間を使っていることになります。「時は金なり」と言いますが、時間はお金では買えませんし、お金以上に大切で、かつ有限なものです。

自分の人生を生きる上で、自分の好きな家事、家族のためにしたいと思う家事に時間と手間をかけ、それ以外は家電や便利グッズに任せたり、簡略化してみてはどうでしょうか。また、「自分の枠を超えないこと」も大切です。自分の体力や気力に見合わない家事はやめておきましょう。家事に追われ、毎日が苦しくなっては、元も子もありませんよね。

家事に追われるのではなく、試行錯誤しながらも、家事を自分なりにカスタマイズしていきましょう。

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