お金が全然貯まらない! 浪費癖が治らない人が今すぐやるべき4つのこと
LIMO / 2019年1月5日 20時20分
お金が全然貯まらない! 浪費癖が治らない人が今すぐやるべき4つのこと
なんでこんなにもお金が貯まらないんだろう?と思って貯まらない理由を探してみると、いくつか思い当たることがあると思います。一つは収入がそもそも少ないこと、そしてもう一つはお金を使い過ぎであること。
収入は簡単には変えられませんが、お金の使い過ぎは変えることができますよね。そこで今回は、どうしてもお金を使いすぎてしまうという人が今すぐやるべき改善策についてご紹介します。
財布に入れる金額を決める
まず第一に取り掛かってほしいのが、お財布の中に入れる金額を決めることです。1週間で使う金額を財布の中に入れて、毎週月曜の朝にはその金額にリセットするという方法です。非常にわかりやすくシンプルで、誰でも簡単にできる方法なのですぐにやってみてください。
たとえば、家賃や水道、光熱費などの固定費を除いて、自由に使えるお金が1週間で1万円だとしたら、1万円を月曜の朝に財布に入れるだけ。小銭もすべて取り除きます。月曜の朝に1万円入れて、日曜が終わるまでその1万円で生活するというシンプルなルールなので、小難しいことを考える必要もなく、残高も把握しやすいですよね。
これで1週間を決められた金額で乗り切る感覚が身につきます。使い過ぎも直感的にわかるので、セーブするクセがつきますよね。荒療治だと思うかもしれませんが、お金の管理ができない人にはちょうどいい方法の一つです。
もし何かあったときのことが不安だと言う人は、少しだけ余分なお金を封筒に入れて鞄に忍ばせておいてもいいでしょう。とにもかくにも、使い過ぎを防止するにはお金を使うペースを考えるクセをつけなくてはなりません。少なくとも、クセがつくまで1カ月~2カ月程度は試してみてくださいね。
クレジットカードは2カ月禁止
せっかく1週間に使う金額だけ財布に入れるようにしているのに、クレジットカードを使っていては意味がありません。クレジットカードは最低2カ月は使用禁止にしてしまいましょう。というのも、クレジットカードの締めの関係で翌月、翌々月に請求が来ますよね。クレジットカードの請求が0円になるまでは、いったんクレジットカードを使うのを控えましょう。
浪費癖を自覚している人の中には、「クレジットカードの請求額が大きく、毎月の赤字の原因になっている」という人も多いと思います。そういう人は特に、クレジットカードに依存した生活をいったんストップする必要があります。クレジットカードの請求金額が大きいほど、最初はかなり厳しい生活を強いられると思います。しかし、それをなんとか乗り越えなければ家計は改善されません。
最初からクレジットカードの請求額を0円にするのが厳しければ、1万円までとか3万円までと必ず金額を決めて使うようにしましょう。そして次の月は必ず0円になるように調整してください。
何にお金を使っているかわからない人は「封筒」を活用する
お金を使い過ぎてしまう人は封筒を活用して、お金に色をつけてみることをおすすめします。お金には色がついていないからこそ、色んな用途に使うことができますし、予算を決めても何となくオーバーしてしまうんですよね。
そうではなく、予算ごとに封筒を分けてお金を入れて、そこからお金を引き出すというシステムにしてみるのです。こうすることで、自分が考えていた予算と現実に使うお金のギャップが見えてきて、予算の配分を考え直すきっかけになります。
予算オーバーしてしまう項目があるのであれば、他を減らしてカバーする必要がありますよね。それができないと、いつまで経っても「予算オーバーしてしまった」というだけで解決策が見えてきません。どうしても予算オーバーしてしまう項目があるのであれば、まずはほかの項目でカバーすることを考えましょう。
この方法で食費や娯楽費などに分けてお金を管理すると、少し面倒に感じることも多いでしょう。しかし、自分の「お金を使い過ぎてしまうポイント」がわかれば解決策を練ることができます。「娯楽費を使い過ぎだから飲み会は月2回までに減らそう」とか「食費の負担が大きいからもっと自炊しよう」という具体的な解決策が立てられるとより効果的ですね。
自分に合ったストレス解消法を作る
浪費癖がある人に多いのが、ストレス解消で買い物をしてしまうという人です。確かに、買い物はストレス解消にもってこいですが、ストレスが溜まるたびに買い物をしていてはお財布が持ちません。もっとお金を使わなくて済むストレス解消法を見つけられるように、色んなことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
もっとも、これは買い物がストレス解消法になっている人だけの問題ではありません。ストレスが溜まると肌荒れを起こしたり、暴飲暴食に走ったりする人もいますよね。肌荒れのリカバリーをするのにもお金を使いますし、暴飲暴食するにも飲食にかかるお金が必要になります。こうした弊害もあるので、ストレス解消法は別で見つけておくべきでしょう。
まとめ
いかがでしたか。浪費癖と向き合うには相当な覚悟が必要です。ただ、いまの浪費癖を直さないと将来のための貯金もできなくなってしまいますし、自分のほしいものを手に入れることもできなくなってしまいます。浪費癖は長引けば長引くほど負債が膨らみますから、早めに改善してしまいましょう。
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