1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

年収1000万円の人は、いくらくらいのマンションに住めるのか

LIMO / 2019年2月21日 18時15分

写真

年収1000万円の人は、いくらくらいのマンションに住めるのか

人生で1番の大きな買い物といえばマイホームですよね。賃貸で十分、持ち家は売却する時のリスクが高いなど、色々な考えがあると思いますが、家族で安心して住める場所ができることは多くの人にとって憧れだと思います。では、アッパー層とも言われる年収1000万円の人はいくらくらいの物件に住めるのでしょうか?

年収1000万円以上の人の割合は?

そもそも年収1000万円以上の人は日本にどのくらい存在するのでしょうか。平成30年9月に国税庁が公表した「平成29年分 民間給与実態統計調査」によると、「1年を通じて勤務した」給与所得者4945万人のうち、給与所得が1000万円を超える人は以下の通りです。

1000万円超1500万円以下 162.8万(3.3%)
1500万円超2000万円以下 33.7万人(0.7%)
2000万円超2500万円以下 11.5万人(0.2%)
2500万円超 14万人(0.3%)

このように、年収が1000万円を超えるのは全体の4.5%とかなりの少数派ということがわかります。ちなみに、給与所得者全体の平均年収は432.2万円(男性531.5万円、女性287.0万円)となっています。

マイホームを購入したい世帯割合と必要資金総額は?

一方、金融広報中央委員会(事務局 日本銀行サービス局内)は2018年11月9日に「家計の金融行動に関する世論調査」[二人世帯以上調査](2017年)」で、マイホーム取得予定者の予定金額の調査を公表しています。

まず、マイホームを今後10年以内に取得予定の世帯は全体の16.6%と、意外と少ない印象を受けるのではないでしょうか。親からの相続になるのでいつになるのか分からない世帯が17.4%、目下は考えていない世帯が29.8%、生涯にわたりマイホームの購入を考えていない世帯は30.9%と、マイホーム取得を予定していない世帯の方が多数派なのです。

その中で、マイホームの取得を考えている世帯のマイホーム購入のための必要資金総額が3,231万円、うち自己資金が1,201万円、借入金が2,030万円となっています。

年収1000万円の人はどんな物件に住む?

上記の調査結果にもあるように、年収1000万円を超える人はかなり少数派です。それだけの収入があるならば、裕福な暮らしができて、マイホームもそれなりの物件を購入できるのではないか?と想像してしまいますよね。では、年収1000万円の人はどんな物件に住めるのでしょうか?

中古マンション売買の情報サイトを運営するマンションジャーナルの記事(https://limo.media/articles/-/5685)によると、大まかな物件価格の目安は「年収の5倍まで」とされているので、単純計算では年収1000万円の人は5000万円程度の物件ということになります。具体的に、首都圏で年収1000万円以上のファミリーに人気があるのは、マンションジャーナルによると次のようなエリアとなっています。

豊洲エリア(東京都江東区):大規模再開発で生まれ変わった豊洲エリアは、大型商業施設・ららぽーとや複数のスーパーがありショッピングに便利で、保育園が各タワーマンション内に点在するなど子育てに適した環境であることが特徴です。

武蔵小杉エリア(神奈川県川崎市):武蔵小杉も再開発で注目度が高まったエリアで、東急スクエア、グランツリーなど商業施設が充実しているのが特徴。ベビーカーが押しやすいようなバリアフリー設計や、遊具の置かれた公園など、やはり子育てファミリーに人気の出る要素が揃っています。

一方、独身や共働きDINKSの場合には、東京駅や羽田空港へのアクセスが良く、東海道新幹線の停車駅でもある品川や、おしゃれで洗練されたイメージの恵比寿などのエリアに人気があるようです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください