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毎月10万円以上貯めている人が「やっていること」「やらないこと」

LIMO / 2019年2月23日 20時20分

毎月10万円以上貯めている人が「やっていること」「やらないこと」

毎月10万円以上貯めている人が「やっていること」「やらないこと」

あなたは毎月いくらお金を貯められていますか? 毎月コンスタントに目標金額を貯められていればいいのですが、そうではない人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、毎月10万円以上お金を貯めている人がやっていること、やらないことをご紹介します。

こまめに固定費を見直す

毎月10万円以上貯めている人に話を聞いたとき、最も回答が多かったのがこの「固定費の見直し」です。たとえば、代表的なのがスマホ代の見直し。最近は格安スマホも登場し、大手キャリアの料金プランにもバリエーションが増えています。

筆者が話を聞いた人たちの9割が格安スマホや大手キャリア以外のスマホを使っていました。大手キャリアを使っているという人に話を聞くと毎月8000円以上、特に1万円以上のスマホ利用料金を支払っているという回答が多かったのですが、大手キャリア以外であればほとんどの人が5000円で収まっています。

格安スマホでも、普通に使う分には不便を感じないと言いますし、「大手キャリアでも電波障害が起きることがあるし、格安スマホで多少電波がつながらないところが多くても、料金が安いのでそういうものだと割り切れる」という声もありました。彼らのようにお金を貯められる人は「ちょっとした我慢」や「割り切り」が上手です。

また、ガス代や電気代の見直しをしている人もいました。テレビCMでよくやっていると思いますが、電気とガスの料金をまとめたセットがありますよね。ああいった「おトク」と宣伝されているものや「節約できる」と言われているものは片っ端から試すという人が多かったのも興味深い点でした。さらに、大家さんと家賃交渉をしたという人も。こうした積み重ねで上手に節約ができ、しっかるお金を貯めることができるようです。

ふるさと納税は必ず行う

お金が貯まる人は節税にも手を抜きません。その代表例が「ふるさと納税」です。年末になる前に彼らのほとんどが「ふるさと納税」を済ませていました。みんなでのランチ中も「あそこの自治体の返礼品はいい」とか「返礼率にするとかなりおトク」と言ったやりとりが多かったですね。

こうして「節約」のアンテナを高く持ち、常に「無駄を省くことはできないか」「節約することはできないか」「出費を減らすことはできないか」と考えている人がやはり上手なお金の使い方を会得できるようです。彼らは様々なアイデアを思いつきますし、色々な人と情報交換もしています。そうした意識の部分から変えていくのがいいかもしれません。

出費に見合わない行動はとらない

簡単に言ってしまえば、自分の懐から出ていくコストに見合わない行動をとらない人が節約上手なのではないでしょうか。自分が「これになら〇〇円出せる」と思えた金額と、その商品の値段が釣り合わなければ購入しないとか、「この飲み会に5000円の価値はない」と思ったらきっぱり断るとか、自分の中の判断基準が「コストに見合う価値があるか」というところなんですね。

「誘われて断り切れず」とか「上司の誘いだから」という理由で飲み会に行く機会が多い人もいるでしょう。それも理解できる理由ではありますが、自分の中でしっかりとした判断基準を持っておくこと、人間関係に悪い影響を及ぼさない断り方を学んでおくのも上手にお金と付き合うための一歩なのでしょう。

お金を使いっぱなしにしない

しっかりお金を貯められている人は皆、自分が使ったお金に無頓着な態度は取りません。逆に言えば、買い物をしてもレシートをもらわなかったり、すぐに捨ててしまったりして、その日にいくら使ったか把握していない人はお金が貯まらないものです。お金の管理がうまくなければ貯金に充てるお金を作り出せないので当然と言えば当然のことですよね。そこで皆、自分にあった方法で家計簿をつけて支出をコントロールしているのです。

たとえば、スマホアプリで簡単に済ませる人もいますし、逆に自分オリジナルの家計簿をExcelで作っている人もいます。また、仕事で使う卓上カレンダーに書き込んでいる強者の女性もいました。筆者はそこまではできないので、彼女を見習って手帳にその日使った金額を書き込んでお金の管理をしています。家計簿といっても方法は一つではありませんし、大切なのは自分に合った方法を見つけて無理なく長く続けられることなのです。

つみたてNISAやiDeCoを活用する

筆者が話を聞いている中で、毎月大きな金額をコンスタントに貯められる人の8割くらいは投資にも資金を振り向けていることがわかりました。つみたてNISAやiDeCo※は上限枠があり、月の金額にすれば数万円ですが、彼ら彼女らは投資信託や自分のお気に入りの会社の株を買って運用をしています。

それまでに貯め込んだ金額から毎月決まった金額だけ株を買い付けるドルコスト平均法という手法を使って長期的な投資をしている人もいれば、優待目当てに株を買っている人もいます。

FXやバイナリーオプションなどのいわゆる「投機」と呼ばれるようなものに手を出している人はおらず、投資信託や国内・海外の株で投資をしている人やiDeCoを活用している人が多かったですね。中でもiDeCoは老後資金を非課税で貯められるということもあり、話を聞いた人の9割が実際に加入していました。

※NISA:小額投資非課税制度、iDeCo:個人型確定拠出年金(つみたてNISAやiDeCoの大まかな特徴については『iDeCoとつみたてNISAとNISA、結局どれを選べばいいの?(https://limo.media/articles/-/8351)』を参考にしてください)

まとめ

いかがでしたか。お金をしっかり貯められる人と貯められない人の根本的な違いはやはり「意識」でしょう。アンテナを高く張っておくことで、色々な情報が目につくようになりますし、役に立つ情報が自然と耳に入るようになります。ぜひ周りの人と積極的に情報交換してみてくださいね。

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