「投資信託の進化版」〇〇〇でNISAをもっと身近に
トウシル / 2024年12月25日 17時30分
「投資信託の進化版」〇〇〇でNISAをもっと身近に
2024年1月にスタートした新しい「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」従来より幅広い投資の選択肢を持てるようになるなど、さらに使いやすい制度へと生まれ変わりました。そこで今、これから投資を始める人や、投資信託の購入に慣れ「次」を検討する人に人気なのが「ETF(上場投資信託)」です。
〇〇〇は投資信託の進化版!?
まずは新しくなった「NISA」を見てみましょう。通常、株や投資信託などへの投資で得た利益には、約20%の税金がかかります。これが従来のNISAでは一定期間非課税でしたが、新しいNISAでは非課税保有期間が「無期限」となりました。
また、年間投資枠は大幅に拡大し、従来の制度では不可能だった「つみたて投資枠(旧つみたてNISA)」と「成長投資枠(旧一般NISA)」の併用が可能になり、よりさまざまな資産へ投資の選択肢が広がりました。
例えば「つみたて投資枠」では、長期保有を目的として投資信託をコツコツと積み立て、投資商品が豊富な「成長投資枠」で自分の興味・関心のあるものに投資する、といった使い方が可能です。
そんな中人気が高まっているのが「ETF」です。「ETF」とは、証券取引所に上場され、市場において売買が行われる金融商品のことで、投資信託と同じく1本で複数の銘柄に分散して投資できる利便性をもちながら、株式と同じように市場のリアルタイムの価格を見ながら売買することができます。
ETFは投資信託の進化版と評されます。ETFの最大のメリットはコストが安い点です。投資信託もETFも投資家から集めたお金を投資のプロが運用する点では同じですが、投資信託は仕組み上、必ず証券会社や銀行などの販売会社に運用コスト(信託報酬)の一部を支払う必要性が生じます。
一方、ETFは上場しているため全国の証券会社で株式と同様に売買でき、販売会社報酬がないためその分安くなります。最近では低コストの投資信託も増えていますが、中央値を取るとやはりETFのほうがコスト水準は低い傾向にあります*。
*2024年11月20日時点におけるインデックス型投資信託およびETFにおける実質信託報酬の中央値、Global X Japan調べ
ETFでも積立投資が可能です。楽天証券が提供する「かぶツミ(R)(国内株式積立)」では、ETFの積立投資が最低1,000円・1口からできます。金額指定では株価が下がっているときはたくさん、上がっているときは少しだけ買うことになり、価格変動のリスクを減らしたドルコスト平均法も簡単に実践できます。
NISAの「つみたて投資枠」対象のETFは8本とまだ少ないですが、「成長投資枠」では270本以上が対象です。日経平均株価やS&P500種指数などの市場平均と同等の成果を目指すETFだけでなく、高い利回りや株価上昇が期待されるETFなどのラインアップがあります。
投資スタイル・目的にあったETFが見つかる
日本市場のETFは増えてきたとはいえ約340本と、3,700本以上が上場されている米国市場と比べると本数・規模の面では十分でありません。それはすなわち、日本の投資家に資産運用において十分な選択肢が提供できていない状況だということです。投資家の皆さまのニーズに応えるため、グローバルXは東証ETFのラインアップを拡充させています。
具体的には、中長期視点で成長が期待できる「成長テーマ型」、高い分配金利回りを目指す「インカム型」、資産形成の中核となるような代表的な企業に投資する「コア型」など、投資家のニーズや投資スタイルに合わせて複数のタイプを用意しています。その中でも個人投資家から資金流入が大きかったETFは以下の5銘柄です*。
*グローバルXによる推定、2024年1~9月
(1)グローバルX US テック・トップ20 ETF(銘柄コード2244):コア型
米国を代表するテクノロジー関連企業20銘柄へ集中投資
(2)グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF(銘柄コード2644):成長テーマ型
半導体関連事業を行う日本企業へ投資
(3)グローバルX 半導体 ETF(銘柄コード2243):成長テーマ型
米国に上場している半導体関連事業を行う企業へ投資
(4)グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(銘柄コード2865):インカム型
NASDAQ100を活用したオプション戦略(※毎月分配型&オプション活用のためNISA非対象)
(5)グローバルX 革新的優良企業 ETF(銘柄コード178A):コア型
世界を代表する優良企業15銘柄へ投資
長期にわたり高い上昇を続ける米国株式市場と比較し、日本株式市場の成長率の低さが度々指摘されます。しかし、日本株もまだまだ捨てたものではありません。
例えば、海外売上高比率が高く世界でトップシェアを誇る日本企業に投資する『グローバルX グローバルリーダーズ-日本株式 ETF(銘柄コード2641)』のパフォーマンスは日経平均株価を上回っているだけでなく、米国の代表的な株価指数の一つであるS&P500とも肩を並べています。
このETFのように銘柄選択のやり方によっては日本株だけでも海外の主要な株価指数を上回るポートフォリオ構築することも可能です。
これから投資を始める人は、まずは「ETFを保有すること」が最大の学びになると思います。自分のポートフォリオの動きと世の中の変化を関連付けられるようになり、今までは関心がなかったさまざまなニュースをより深く理解できるようになるでしょう。
最初は短期的な利益は考えず、自分が興味の持てる銘柄を選ぶと始めやすいかもしれません。例えば、ゲームやアニメに関連した商品・サービスを提供する日本企業を選定した『グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETF(銘柄コード2640)』など、ユニークなテーマ型のETFもあります。
まずは自分の興味・関心と投資とが結び付く領域があるか、探してみるのもいいでしょう。
では投資家の皆さんはNISAでどのようなETFに投資しているのでしょうか? グローバルXでは全国の投資家を対象に調査を行いました。調査結果は以下バナーをクリックしてご覧ください。
(Global X Japan)
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