地球に迫る「大量絶滅」生き延びるための処方箋 ジェレミー・リフキン氏 スペシャルインタビュー
東洋経済オンライン / 2023年12月20日 8時0分
大企業は新たに勃興する無数のハイテク中小企業と連携しなければ生き残りは難しい。
共感力が変革の原動力に
──ウクライナや中東など世界中に戦争が広がっています。アメリカでは2024年の大統領選で、ドナルド・トランプ氏が再び返り咲く可能性もあります。
地政学的な発想は時代遅れだ。
なぜならば、気候変動によって住み慣れた土地から離れざるをえない人たちが、たくさんの数に上るからだ。そこで重要なのが、先ほど述べたバイオリージョンの考え方であり、人間の持つ生命愛や他者への共感力だ。私は若い世代の人たちの行動力に期待している。
──日本の役割は。
新たな時代への先導役として、日本には期待している。日本には第3次産業革命に必要な技術的な要素の多くが備わっている。日本は水に囲まれた島国であり、水との付き合い方でも多くの知恵がある。人類が生き延びるために、日本には主導権を握ってほしい。
(聞き手:岡田広行)
岡田 広行:東洋経済 解説部コラムニスト
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