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「ドル円相場」予測のカギになる"16.5年ルール" 大局的な視点で見た場合、どう変動するのか

東洋経済オンライン / 2023年12月28日 6時40分

要は異常な円高から27年が経って、壮烈な円安になったわけで、今後はおそらく、反動の超円高に向かっていく。相場とはすべて循環に支配されているから、基本的に行きすぎたらまた元のサヤに戻るわけである。それが27年のサイクルで起こっている。

いまの時点においては140円台を挟んで動いているとはいえ、今後は2028年に向けてひたすらに円高が進行する。今度再び、前回の1ドル80円のようにべらぼうな円高になってしまう可能性があるということだ。筆者自身は、1ドル72~65円あたりまでのドル安円高になると言及している。

それは1ドル360円時代からの計算より弾き出した数字であり、2028年の4月に72~65円まで円高になるというビッグピクチャーである。

ここまで記してきたように、為替相場をはじめとする相場とは、毎日の金利動向だとか、パウエルFRB議長が何を言ったか言わなかったとかとは、まったく関係のない世界なのである。

要するに相場とは、宇宙のルールに則ってきれいに循環している。それだけの話なのだ。そのいわば儀式的循環がどういうふうに行われているのか。それを見つけ出すために黄金律というツールを使う。そういうふうに申し上げておこう。

若林 栄四:ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ代表取締役

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