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はま寿司の「1001円モーニング」に胃袋が満ちる朝 食いしん坊ライターもお腹ギッチギチに…!

東洋経済オンライン / 2023年12月30日 7時10分

回転寿司店ではラーメンをサイドメニューとして提供していることが多いのですが、なかでも「はま寿司」は期間限定のラーメンを販売するなど、特にこだわりがあるお店です。

朝ラーメンもかなり本格的で、麺はもちもちの中太ストレート麺、透き通ったクリアなスープは甘口の醤油味で、老若男女にウケそうな、好き嫌いのない癖を控えたおいしさ。古き良き中華そばのような味わいです。ベルトコンベアで運ばれてくるためか、やけどしない程度の温度感で手元に届きました。

小鉢は、たっぷりの大根おろしに、大葉と炙りとろサーモンが2枚。ゆずぽんでさっぱりいただくと、じゅわわと滲み出たサーモンの脂が朝から胃袋に染みます。脂っぽいけど、そこがうまいのです。

おひとり様にもおすすめしたいはま寿司モーニング

「はま寿司」のモーニングは、家族や友達とわいわいおしゃべりしながら、朝からたらふく食べるのももちろん最高ですが、実はおひとり様にもぴったりです。混雑する時間は1人客がテーブル席を利用するというのは現実的ではないものの、朝時間なら全然OK。

テーブル席はゆとりのあるつくりなうえに個室感があるので、お寿司をちょっとつまんで小腹を満たしてから、食後のコーヒーを飲みながらゆっくり手帳を書いたり、本を読んだりと、1人時間を満喫できます(あくまで空いてる場合ですが)。

お寿司2皿とコーヒーSサイズなら、330円。この価格で、ボックス席のフカフカのハイバックのベンチソファに座って、広々としたテーブルを独り占めできるのは朝ならではの贅沢です。

もちろん、筆者のように1000円程度かけて、お腹ギッチギチになるまで食べるのもおすすめ。いずれにせよ、素晴らしい朝時間を過ごせることでしょう。

朝8時半の混雑具合は…

今回「はま寿司」のモーニングを利用するにあたって、「冬休みなので混雑してそうだなぁ」と思っていたのですが、平日朝8時半に到着した時点では、ほとんどお客さんはいませんでした。

「まだ認知されていないのかな?」と思っていたところ、9時頃から店内はどっと賑わいだしました。小さなお子さんのいる家族連れや、現場仕事前の腹ごしらえにきた作業着姿の男性グループ、夜勤明けの人たちの忘年会など、バラエティ豊かな客層です。

忘年会のテーブルでは、朝9時すぎから全員ビールを注文し「今年もお疲れ様でした」と音頭をとって乾杯しています。その向かいでは、作業着の若者が、人懐っこいやんちゃな敬語を使いこなし、「朝から寿司、最高っすネ」と、上司らしき中年男性と舌鼓を打っていました。

「そうそう、朝から寿司って最高なんだよネ!」

思わず、心の中で作業着の若者に同意した筆者。さまざまなドラマを感じられる、人間讃歌に満ちた朝でした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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