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「給料とやりがい」迷ったら、どちらを選ぶべきか 令和は「こちら」を選ぶべき!3大理由は?

東洋経済オンライン / 2024年1月3日 11時0分

人生100年時代には、これまでと比べて「長距離レース」のキャリアプランを描く必要があります。つまり、自身のキャリアをサステナブル(持続可能)にすることが大事になってくるのです。

これまでは、定年を迎える60歳までに、社内でどこまで出世の階段を上がれたかがキャリアの成功の指標でした。

しかしこれからは、60歳以降に持続可能な仕事がどれだけあるか、どれだけ声がかかるようなスキル・経験を持っていて、生涯現役でいられるかどうかが、ビジネスパーソンの成功の指標になってきます。

だからこそ、「やりがい」が欠かせないと言えるのです。

人は、自分なりにやりがいがあると感じられる仕事であれば、長く続けることができるものです。やりがいのない仕事であれば、何十年も続けることに、いつか困難を感じるようになってしまう人が多いのではないでしょうか。

やりがい重視でも稼げる時代がきている

「給料よりやりがいが大事」だと言うと、「やりがいだけでは食べていけない、稼げない」と思う人もいるかもしれません。

もちろん、今日、明日の生活費が不足している状況であれば、より高い給料がもらえる仕事が必要でしょう。

しかし、金銭的・時間的余裕がある人に対しては、「今の時代は、やりがい重視でも稼げる」と、声を大にして伝えたいと思います。

【理由②】お金は後からついてくるから

目先の給料よりやりがいを重視したとしても、お金は後からついてきます。

その好例として、やりがい重視で無給の副業を始めたSさんのケースを紹介します。

SさんはIT企業で、ウェブマーケティングを活用した「集客」の仕事に携わっていました。「将来は地方創生に関わる仕事をしたい」と考えるようになったものの、彼のこれまでのキャリアは、地方創生とはまったく関係のないものでした。

そこでSさんは、地方創生に関する「無料副業」を始めたのです。

山梨県の某自治体が、観光客を増やすためのマーケティングをする「無料副業」を募集していたので、それに応募しました。報酬はゼロなのに何百人もの人が応募してきて、受かるのは3~4人という、大人気の無料副業でしたが、Sさんはウェブ集客のスキルを買われて採用されました。

そこで成果を出すことができたSさんは、スキルを認められ、自分のキャリアに「地方創生マーケター」という「タグ付け」ができるようになりました。副業を通じて、地方創生に関わる仲間とのネットワークも広げることができました。

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