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「給料とやりがい」迷ったら、どちらを選ぶべきか 令和は「こちら」を選ぶべき!3大理由は?

東洋経済オンライン / 2024年1月3日 11時0分

今ではそのネットワークを通じてSさんに声がかかり、有償の仕事をもらえるようにまでなりました。経験を積めば積むほど、報酬額も上がっています。

自分のスキルを「売れる形」に育てる

Sさんは、今あるスキルとやりがいを感じる仕事とを結びつける戦略的な行動を取り、自分のスキルを「売れる形」に育てることに成功しました。

こうすることで、「お金は後からついてくる」ようになったのです。

無料副業以外にも、今は多種多様なウェブサービスが登場しています。

そうしたサービスを活用して、自分のやりたいことをお金に変えていく方法を模索しやすくなっているのが、この令和の時代なのです。

また、日本社会が成熟してきたことで、最近は、社会課題解決型の事業で利益を上げることもできるようになってきています。

【理由③】社会課題解決型の事業で利益を出せるようになってきたから

今の時代はビジネスであっても、利益追求一辺倒ではなく、社会的意義ややりがいで稼げるようになってきているのです。

そうした会社の例として、「ソーシャルビジネスしかやらない会社」を掲げる「ボーダレス・ジャパン」 を紹介します。

代表取締役社長である社会起業家の田口一成氏は、ソーシャルビジネスを「『儲からない』とマーケットから放置されている社会問題にビジネスとして取り組む」ものだと定義しています。社会問題を解決するにあたり、公的支援や善意によるサポートだけに頼るのではなく、経済的に自走できるビジネスとして成り立たせることで解決するのです。

「ボーダレス・ジャパン」は現在、世界13カ国で48の事業を展開し、売上高は75億円(2022年度)に上っています。

利益を生むのが一見難しそうな、社会課題解決型の事業「ソーシャルビジネス」が、この令和の時代では、利益を上げられるようになっているのです。

あなたの「やりがい」を仕事にしよう

人生100年時代、「いかに自身のキャリアをサステナブルにしていくのか」を考えなければなりません。

それを実現するカギは、「自分が長年情熱を燃やせる『やりがい』のある仕事で、スキルを磨き続ける」ことなのです。

若いうちから長期的に、「やりがい」を重視したキャリアプランを描き、戦略的に行動していくことが大切です。

藤岡 清高:「スタートアップ転職・副業のプロ」アマテラス代表取締役CEO

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