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超便利な「AI英語学習」で決定的に足りないもの AIツールを使っても英語力が身につくかは別

東洋経済オンライン / 2024年1月8日 7時30分

(ChatGPTの英訳)
Focus not on the possibility of success; expect nothing from the results.
Do not dwell on potential effectiveness.
Without being ensnared by anything, just unleash your inherent potential to its greatest extent.
Ultimately, this unencumbered effort is what truly paves the way to achieving your goals.
That is the essence of 'Mushin' – the 'ZERO MINDSET', unshackled and free.

いかがでしょうか? 同じ機械翻訳でも全然違いますよね。

英語学習ツールでもAIがすごい

ただDeepLと異なり、ChatGPTはAIとやりとりできるので「もっと伝わりやすいように訳せますか」「アメリカ人の読者に響くような訳ができますか」などと依頼しながら進めました。それが普通の翻訳ツールと異なるところで、私がAIって凄いなと思った瞬間です。

さて、今回のテーマであるAI英語学習ツールについてですが、私の周りにいる英語教育業界・留学業界の専門家たちも「AI英語学習ツールは凄い!」「これまで人気だったオンライン英会話がなくなるかもしれない」と大絶賛です。

確かに考えてみたら、そうかもしれません。翻訳の精度があれだけ高ければ、受講生の英語レベルに合わせて対応するのはお手のものでしょう。そしてオンライン英会話サービスでは、それぞれの先生のパーソナリティや英語教育の経験やレベルに依存しますが、AIの場合はそれがありません。均一なサービスを受けられるという点でも安心感があります。

受講生にとっては、先生が生身の人間じゃないというのも良いのでしょう。相手は機械だから、どんなに下手な英語を話しても何も恥ずかしくありません。

もちろん、まだ進化の途中だから、痒いところに手が届かないところはあります。これから使い勝手がよくなってくれば、足りないところなどはオンライン英会話サービスと併用するなんてことも良いかもしれません。

人を行動に駆り立てるのは「必然」と「欲望」

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